大在家遺跡(7月3週)
5区の遺構検出作業(北から)7/22

手前の暗い部分が東西に流れる堰跡や川跡になります。
奥にはピット群が集中し、一部は包含層(写真中央の暗い部分:古い時代の腐植土層など)の上で検出しています。

5区と隣接する高畠町教育委員会の調査区(北西より)7/22

5区東側の隣接地を町で調査しています。両者を合わせることで遺跡全体がより解かるようになるでしょう。

10区の精査状況(北から)7/23

5区の道路を挟んで西側を調査しています。10区も手前(北側)が低地で、整地された所に柱穴が掘り込まれます。

江戸時代の高畠城絵図

高畠城とその周辺の絵図(元禄二年)で、今
回の江戸時代の調査区も入っています。
調査区にあたる部分は、空白地で具体的に
誰が住んでいたかは不明ですが、「御札」の
記入があり、当時の高札(時代劇によく登場
する道のそばに設けられた立て札)場があっ
たことが推測されます。
他に堰(水路)跡なども青色で記入され、3
区や5区で検出される堰跡に対応するようで
す。

前の週へ 調査速報トップへ 次の週へ