百刈田遺跡(5月第4週)
河川跡の調査

現在果樹畑となっている下から見つかった、約1500年前の河川跡を掘り下げています。

河川の川岸

当時の土器などは、河川の中央部よりも川縁で多く見つかります。出土した状態を保ちながら慎重に掘り進めます。

土器出土状況

今から約1500年前、古墳時代の食器のかけらです。これら出土した遺物が河川のあった年代を決める手がかりになります。

河川跡の中間層

最初の写真と比べると、約15cmほど深くなったところで黒い粘土層が現れました。植物が腐植して堆積した地層で、この頃は、水の流れが穏やかだったと思われます。

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