亀ヶ崎城跡(6月第4週)
調査区の西半部の調査がほぼ終了しました。現在の埋設管や旧校舎の基礎の間に、礎石や石列、土坑などの中世から近世の遺構が見えています。校舎の屋上から撮影しました。

土層を確認するためのトレンチです。砂や粘土が何層にも重なっており、お城の中での土地利用の様子がわかります。

調査区東側の遺構を探しているところです。大形の方形の土坑や地面が焼けた跡、礎石などが見つかっています。

中国産の染付です。薄手で丁寧に文様が描かれた景徳鎮産のもの(右)と、厚手で大胆に文様を描いている中国の南部産のもの(左)が一緒に出土しました。

先週お伝えした木簡の出た土坑の下層から、
大工道具のノミが出土しました。お城の建設
に使われたものでしょうか。

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