梅野木前1遺跡 (10月第3週)
 竪穴住居の調査状況です。この住居の外部には溝(外周溝)が巡り、内部には高まり(ベッド状遺構)が存在します。

 住居の傍らには、畝状遺構が存在します。現在でいう家庭菜園の様なものだったのでしょうか。

 溝状遺構の完掘状況です。河川につながることから、水を引く水路の役割をはたしていたとも考えられます。

 帯状に遺物が出土する遺物集中地帯の様子です。遺物の帯を境に、右は住居や畑、左は水田と遺構の性格がはっきりと分かれます。

今週の一枚

 「慕情」

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