梓山a遺跡(6月2週)

鍬入式:

調査開始にあたり、成果と安全を祈願して行いました。雨降りの天気でしたが、直前になって上がりました。

遺跡近景:

東北中央自動車道(福島〜米沢)の建設に先立つ発掘調査です。遺跡範囲は広大ですが、その中心部について調査を実施します。

表土除去:

重機を使って現在の表土を掘り下げます。場所によって深さに違いがあり、遺跡内の地形が徐々に明らかになっていきます。

包含層掘り下げ:

遺跡内に存在した縄文時代の生活面を探しながら、慎重に掘り進めます。

遺構検出:

住居跡など生活の痕跡を探すには、土色
の違いから判断するため、ていねいに土
を削っていきます。

出土土器:

煮炊きに使われた深鉢の破片です。文様
の特徴などから、約6500年前の縄文時代
早期〜前期のものと思われます。

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