梓山a遺跡(9月2週)
 遺物包含層と呼ばれる黒い土を、2〜3cmずつ何回か掘り下げていきます。この辺は谷地形の底であったらしく、黒色土が厚く堆積しています。

 石匙と呼んでいる携帯用のナイフが見つかりました。5000年以上前に使われた縄文時代の道具です。番号をつけて取り上げました。

 その後、仲良く横に並んで土をけずっていき、地面に残された生活の痕跡を探していきます。

 はっきりと現れた楕円状の黒い跡。大きさや形から、けものを捕らえた陥穴と思われます。

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