財団法人山形県埋蔵文化財センター
百刈田(ひゃくがりた)遺跡(第3次)
7月第4週
今週は平安時代の遺構を中心に調査が行われました。写真はF地区東側の土坑を精査しているところです。

土坑の中からは甕などを中心とした土器が出土しました。

同じくF地区中央部の溝跡の調査状況です。この溝はほぼ南北方向に向かってつくられています。

溝跡の底からは土師器や須恵器(須恵器に
は墨書のあるものも出土しました)のほか赤
焼土器・木製品なども出土しています。





F地区は平安時代の遺構面の下層から遺物
が出土しました。そのため、調査区に沿って
再度排水用の溝掘りを行いました。


溝掘り部分からもこのように遺物が出土して
います。出土した遺物の時代など詳細は来週
の速報で報告致します。

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