財団法人山形県埋蔵文化財センター
中山城跡(なかやまじょうあと) 5月第2週
一般国道13号上山バイパス改築事業にともなって、山形県上山市にある中山城跡の発掘調査が行われることになりました。
中山城は、伊達領、蒲生領、上杉領時代に、最上氏との境界にあった最前線の城です。
今回の調査は、上杉領時代に家臣の屋敷があった家中地区の調査です。
5月11日(水)から11月中旬までの予定で調査が行われます。
調査区全景です。北にある上ノ山館跡から撮影しました。

こんもりと杉林におおわれた天守山が中山城跡です。石積みの物見台がある本曲輪、二の曲輪、三の曲輪が中核です。

5月11日、作業員さんが集まった初日。これから半年にわたって使用する作業事務所等の準備に大忙しです。

5月12日、隣接する上ノ山館跡調査事務所
との合同鍬入れ式が行われました。

5月13日、重機による表土除去のため、調
査区境界を明確にする線掘りが始まりました。
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