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調査も3週目に入り、強い5月の日差しは日焼けを進ませます。 旧中山小学校グラウンド跡にある事務所は、調査区との高度差が15m近くある急勾配で、上りは息が切れます。 先週、中山城縄張り図(加藤和徳氏作成 上山市教育委員会「中山城跡調査報告書」添付図)を紹介しました。 今週は、調査区になっている「家中屋敷」と言われる部分(縄張り図部分)を紹介します。 |
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赤線が国道13号上山バイパス予定地で、薄く染めてある部分が今年度の調査区になります。 草刈家、内藤家、岡沢家、西方家、次郎兵ェ家、五十嵐家、原田家、藤本家、下大石家、橋爪家、下西方家の屋敷跡と曲輪と考えられている場所の一部が調査の範囲になります。 |
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内藤家の表土除去状況。東から撮影。 プレハブが調査事務所で、中間でブルーシートがちょっと見える部分が曲輪と考えられている場所です。 調査事務所の場所は、中山小学校グラウンド建設時の盛土で、曲輪ではなさそうです。 |
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次郎兵ェ家の表土除去状況。この部分は昭 和50年代前半に、西方家の部分の土が盛 られため、一気に下げました。 |
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東西にトレンチ(溝)を入れた結果、曲輪と考 えられている部分の東側上層は、プラスチッ ク、野球ボール等を含む新しい盛土であるこ とがわかったため、再び重機で表土を取り除 きました。西から撮影。 |
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5月26日、下大石家の西側の石垣。予想以 上に地中深くまで埋まっておりましたが、底 まで露出させ、写真実測で記録をとりました 。北から撮影。 |
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