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今週は、雨で2日ほど遺構精査ができませんでした。こういう時は、少々の雨でも可能な前森山北西部の曲輪部分の表土整理をしています。 | |||||
写真1 木の根の細胞写真 先週の写真1、写真2で紹介した木の根で すが、山形県埋文センターの職員(小林啓 調査員)が、木の断面を顕微鏡で見て調べ ました。根の部分なので細胞がつぶれてい て、樹種の確実な断定はできませんが、次 のようなことが分かりました。 1.針葉樹ではなく、広葉樹である。 2.栗ではない。 3.桑ではなさそうだ。 なお、正確な樹種については、調査中です。 |
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写真2 草刈家「遺構断面写真」 遺構から木の根が見つかったこと、断面が思いのほか浅かったことからも掘立柱建物跡でない可能性も出てきました。 南から撮影 |
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写真3 草刈家から出土した五弁花の磁器。 この遺物が含まれている層の上に、写真2 の連続した遺構の面の土が覆いかぶさって います。中山城跡第7週写真4の断面写真 で確認できます。 |
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写真4 内藤家からも石積みの井戸が確認されました。 北から撮影 |
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写真5 雨の中での前森山北西部の曲輪部分の表 土整理をしています。調査区には5段の曲 輪が確認できます。来週には、現況の地形 測量を行います。 |
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