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今週は1区の調査を進めていきます。まず今までの調査で確認されていた、柱穴・土坑跡と思われる遺構の精査をおこないました。ご覧の作業は、遺構の土層を観察・記録するために半分だけ掘り下げていく方法で、これを半裁といいます。 | |||||
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半裁した遺構の状態です。半分だけ掘り下げることで、遺構内を観察することができます。なかには柱材などの木材が残っているものもあります。 | |||||
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半裁した遺構はその後に記録をとります。土層の堆積状況や深さを観察しながら、断面図や写真などの記録を残します。 | |||||
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遺構の精査と並行して、調査区北東端に堆積している、砂と粘土の交互層の掘り下げを行ないました。ここからは近世のものと思われる、磁器やすり鉢片などが多く出土しました。 | |||||
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