財団法人山形県埋蔵文化財センター
学校教育への協力
出前授業のご案内
埋蔵文化財センターは県内の埋蔵文化財の発掘調査と普及啓蒙活動をおこなっています。発掘調査を通して土の中に埋まった「もの」から過去の人々の生活を復元し、現代の我々の生活に役立つ智恵を見つけることもできます。土の中に埋まっていた文化財には、昔の人々の生活の技術がたくさんつまっています。これらの情報は「生きる力」を身につけるという学校教育に生かすことができます。
当センターでは、埋蔵文化財を活用し、学校教育への授業支援、出前授業を実施しています。
出前授業の様子を見る 体験活動等の様子を見る
授業支援の内容

埋蔵文化財センターでは発掘調査から明らかになった事実をもとに構成する授業支援を行っています。内容は学校の要望や実状に応じることができます。

体験活動 火おこし体験 勾玉つくり体験 縄文風衣装体験 縄文食体験
石器使用体験 木の実割り体験 編布(アンギン)編み体験 弓矢とばし体験
その他 石器・土器の展示 遺跡の講話


授業の組み立て

上記ような授業支援を生かして多彩なカリキュラムを構成する事ができます。
学習の一例 内  容
「教室ミニ博物館」 教室に出土品を展示し、実物に直に接する
「道具を作ろう・使おう」 石器つくりや火おこし等の体験活動を通して技術の発達と人々の知恵を考える
「縄文のファッション」 縄文風衣装や勾玉を身に着け、当時の人々の感性に触れる
「君も考古学者」 出土品を観察し、縄文土器や弥生土器、須恵器の特徴を知る
「縄文人のレシピを探る」 縄文クッキーの栄養価を探り、実際に調理体験する
  etc


出前授業には指導者の明確なねらいが必要です。センターでは教師と担当者との綿密な打ち合わせを行って授業に取り組んでおります。センターには小・中・高の教職員が派遣され勤務しております。各校の実情に応じて授業の構成の相談に応じることができます。

主体は子供たちと教師です。センターでは授業支援のアイデアを提供しています。