川前2遺跡第2次(10月第2週)
今週は晴天に恵まれ、久々に「月山」が雲の中から姿を現しました。
これは奈良・平安時代の竪穴住居跡です。3棟の住居とそのカマドが複雑に重なり合っていました。

勾玉です。竪穴住居跡の覆土から出土しました。
光沢ある緑色で厚みがあり「C」字形をしています。
石材は碧玉(へきぎょく)と考えられます。

平安時代の竪穴住居跡のカマド煙道(煙だし)部分です。地面を掘って作ったトンネル状で、内部で曲がっていました。上から見ると「J 」の形をしています。


夕映えの中「月山」がとてもきれいに見えます。古代の人々も、きっとこの様な夕焼けを目にしていた事でしょう。
調査が滞りなく進められるよう、来週も晴れの日が続くことを願っています。


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