川前2遺跡第2次(7月第1週)
調査区の川べり側で見つかった平安時代の竪穴住居跡です。壁は削られ床面しか残っていませんでした。カマドは西と東に1基ずつあります。そのすぐ奥に須川の川面が見えます。雨のためいつもよりやや増水しているようです。


2週間前ご紹介した(6月3週、3枚目写真)平安時代竪穴住居跡のカマド周辺の様子です。カマド脇の壁際に土師器のカメがすえつけられています。土器はほぼ完全な形で残っていました。


先週ご紹介した(6月4週、1〜2枚目写真)、トンネル状のカマド煙道が見つかった平安時代の竪穴住居跡です。床面まで掘り下げた状態です。


同上、カマドのアップです。先週の写真で上に残っていた土や土器片を慎重に取り除き、カマドの本体を現しました。カマドの袖部分は4個の土師器カメを組み合わせて作ってあります。


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