財団法人山形県埋蔵文化財センター
大在家(だいざいけ)遺跡 7月第2週


12区南の遺構検出

今週は現水路の両脇の調査に入りました。この水路は元禄時代の絵図にも見られる古い水路です。写真は水路の南側で昔の水路は見当たりません。


12区北の水路土層断面

現水路の北側に約3m以上の黒い広がりが認められました。壁際を掘ってみると船底状の水路の断面が分かりました。





12区北の水路を切る溝の土留め杭出土状況

水路は近世の側溝に壊されていました。こ
の側溝も先週紹介した江戸時代後半の火
事の下の層で見つかった溝跡で、水路が江
戸時代後半より古い水路で、その頃には埋
まってしまっていた事が分かります。

前の週へ 調査速報一覧 次週へ