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先週無事に説明会も終了し、調査はいよいよラストスパートに入りました。最終の完掘全景撮影とラジコンヘリによる空撮のために、遺構をきれいにしているところです。この河川跡は、底面もさらさらの砂で出来ているため、作業の足跡を消すのがまた一仕事です。 | ||||
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撮影の日、朝からひどい濃霧に見舞われました。タワーに上って周りを見渡しても、辺り一面白く霞んでいます。快晴ならば、この方向には初冠雪の飯豊連峰が見渡せるはずなのですが・・・霧が晴れるまで、辛抱強く待つしかありません。 | ||||
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午後になるとようやく霧が晴れ、無事に撮影を終えることが出来ました。これは約200m上空から撮影した庚壇遺跡です。一番上に写っている織機川(おりはたがわ)が流路を変えるに従って東(手前)から西(上)へと、弥生時代から古墳時代・奈良平安時代を経て近世まで、断続的に遺構が形成されてきていることが分かりました。 | ||||
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これが織機川(おりはたがわ)です。小河川ですがもとは暴れ川だったと聞いています。今回の調査でも、それぞれの時代に幾度となく洪水を起こしていた事実が確認されました。 | ||||
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