最後の調査区である3区の調査も終了しました。1区から9区までの調査区で約450基の遺構が見つかりました。
出土した遺物や発掘調査で使った道具を運び出します。発掘調査の最後の仕事です。ちょっと寂しさも感じます。長い間調査に御協力してくださった皆様、ありがとうございました。
今年度最後の調査区「3区」の遺構検出状況です。掘立柱建物跡や土坑などが見つかりました。
調査説明会を開催しました。たくさんの方に、三の丸の時代を感じていただきました。ありがとうございました。
4区の遺構を掘っています。掘立柱建物を構成する柱の穴がたくさありました。
4区の遺構を掘り終えました。中央部にある丸い穴の列が掘立柱建物跡です。2度の建て替えが行われているようです。
今週から4区の調査が始まりました。9区画あった調査区も残すところ2区画になりました。現地説明会を10月25日(土)の10時30分から行います。
現在のところ63基の遺構が見つかっています。どうやら掘立柱建物跡も見つかりそうです。
溝跡から出土した土師器の坏です。濃い茶色の部分は漆が付着したものです。器の形から奈良時代の土器と考えられます。
7区の全景です。70基あまりの遺構がありました。瓦などたくさんの遺物も出土しました
7区の遺構掘り下げが始まりました。三の丸の時代の遺物の他に古代の遺物もたくさん見つかっています。
溝跡の中から見つかった、奈良・平安時代の土器です。須恵器(すえき)の坏(つき)や土師器(はじき)の甕(かめ)があります。
6区の埋め戻しを終了し、調査は7区に移りました。今までで最も広い面積です。調査が楽しみです。
7区の遺構検出状況です。三の丸時代の遺構から、古代の遺構まで60基ほど見つかりました。
6区の遺構が掘り上がりました。今回の調査区で見つかった遺構の多くは、奈良・平安時代のものと考えられます。
溝跡から見つかった奈良時代の土器です。6区からは、これらの土器が数多く出土しています。
調査は6区に入りました。土坑や溝跡のほかに竪穴状の遺構も見つかりました。
6区の遺構を掘り下げています。土師器や須恵器といった古代の土器が出土しています。
大きな溝が見つかりました。幅約2m、深さ約1mあり、長さは10m以上になります。用途はまだわかりません。
5区の調査が終了しました。出土遺物は少なかったのですが、大きく深い遺構がたくさん見つかりました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research