飯田館跡(10月20日~24日)


引き続き、5区の面整理をしたところ、中央から円形状の遺構が検出されました。


遺跡の中央に位置する水路跡を調査しました。重機を使用した跡がないため、当時の人が手掘りで岩盤を削り造ったようです。


5区の円型状の遺構を調査しました。砥石が多く出土しています。


東原遺跡(10月20日~24日)


調査区南側で見つかった溝跡などの調査が終了したのでドローンを使って空撮を行いました。溝跡が同じ方向に向かって延びていることがはっきりとわかります。


調査区中央部分では竪穴建物の調査を進めました。調査区の壁をきれいにして、土が堆積している様子を確認しています。


調査区周りのネットフェンスの張り替えも進めています。すぐ近くに道路があるので、十分に注意しながら作業を進めています。


東原遺跡(10月14日~17日)


日中でも肌寒い日が多くなってきました。調査区南側では引き続き溝跡を掘っていきます。数が多く間隔も狭いので、注意して掘り進めていきます。


調査区東壁の基本層序の記録作業を行いました。これは堆積した土の厚さや土質、色を記録する作業です。


記録写真を撮る際は、日差しの強い時を避けて行います。


北側では大きな土坑が見つかっています。記録作業を終え、完掘を目指して掘っていきます。


東原遺跡(10月6日~11日)


調査区の南側で東西方向と南北方向に張りめぐらされた溝が見つかりました。これから溝の中の土を丁寧にけずっていきます。


調査区南側では溝の他に土坑も見つかりました。2つの土坑が重なり大きな跡になっているので複数人で手分けして掘っていきます。


10月11日に発掘調査説明会を開催しました。雨予報で足元の悪い中でしたが、多くの方にご来跡いただきました。心より感謝申し上げます。


飯田館跡(9月29日~10月3日)


今週は奥の平場(4区)の面整理から始まりました。


波打つような岩盤が現れました。重機で畑にするため工事を行った痕跡であることがわかりました。館跡時代の遺構を探すために新しい土を除去していきます。


こちらの小高い平場は5区になります。調査範囲を確認し、草刈りを行いました。


東原遺跡(9月29日~10月3日)


安全対策のため今年埋め戻しを行う予定の調査区北端について、遺構精査が終盤を迎えました。


埋戻し範囲のすべての遺構を完掘したところで東原遺跡3回目のドローン空撮です。


調査区北端を真上から撮影した写真です。道路に面した狭い埋戻し範囲で竪穴建物、土坑、ピット、溝が複数確認されました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research