令和7年度『遺跡発掘体験in東原遺跡』を開催します。

チラシ(PDF)
日時:令和7年9月13日(土)10:00~12:00
対象:小学生以上
定員:約20名 ※先着順
参加費:無料
持ち物:へルメット(お持ちの場合、自転車用可)帽子・タオル・軍手・汚れてもよい服装・長靴・飲み物・雨具等
場所:東原遺跡(山形県東根市羽入)
申込方法:講座名と参加者の【氏名・年齢・郵便番号・住所・電話番号】をご記入のうえ、電話・FAX・Eメールのいずれかの方法でお申込み下さい。
締め切り:9月8日(月)※定員に達し次第締切ります
問い合わせ・申し込み先
(公財)山形県埋蔵文化財センター
〒999-3246 山形県上山市中山字壁屋敷5608番地
TEL:023‐672‐5301 FAX:023‐672‐5586
mail:yac@yamagatamaibun.or.jp

今週で遺構(いこう)の調査を終了したため、調査区全体の撮影に向けて掃除を行いました。

ドローンを使って空撮を行いました。上空から撮影をすることで調査区の形や遺構のある場所などがはっきりとわかります。

曲輪のトレンチ調査が始まりました。盛土をしたのか、山を切ったのか。どのような方法でつくられたのでしょうか。

曲輪の調査では、いくつか近代の陶磁器が見つかりました。また、旧表土を掘り下げていくと風化礫の層があり、西側斜面と同様な地層であることがわかりました。

ドローンでの空撮を行いました。住宅街での飛行ですが、国土交通省の許可を得て撮影を行っています。

今週も引き続き、遺物を多く含む層を掘り下げていきました。写真手前に写ったカゴの中には、椀(わん)や甕(かめ)など様々な土器の破片が回収されています。

猛暑続きと雨不足で調査区の土もカラカラです。水をまいて湿らせます。暑い日はまだまだ続きそうですので皆様もこまめに水分補給してのりきりましょう。

高校生を対象にしたゼミナールが開かれました。県内外からお越しの参加生徒さんたちに、発掘調査現場での作業を体験していただきました。

週のはじまりから猛暑が続いています。南斜面は日当たり強く、気温が37度を超えているため、こまめな休憩など、熱中症予防に注意を払いながら取り組んでいます。

上の方のトレンチから古銭が出土しました。”永”の文字が見られることから、寛永通宝のようです。

奥の方へとフェンスを広げています。斜面は徐々になだらかとなり、平場である曲輪が見受けられます。

今週も遺構(いこう)の調査を進めました。ピットと呼ばれる小さい穴を丁寧に掘り下げています。猛暑日(もうしょび)は、地面からの照り返しも強いので、とても暑くて大変です。

こちらは別の遺構の調査の様子です。様々な分析をするため、遺構の中の土を袋に回収しています。実は、土の中には昔の人々の暮らしを考えるための大切なヒントがたくさん眠っています。

7月21日には現地説明会を開催しました。暑い中、50人以上の方々が調査成果の説明に耳を傾けてくださいました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

連日の猛暑と少雨で調査区の乾燥が進んでいます。2m幅の先行掘りが終了したところで2回目のドローン空撮を行いました。

写真右上を一直線に伸びるのが山形空港の滑走路です。6月23日~27日の調査速報写真と見比べて、調査区全体の土が乾燥で白くなっているのが分かります。

先行掘りの所見を踏まえ、遺物が多く含まれる土層について調査区全体を掘り下げていきます。作業範囲に水をまきブルーシートで覆い蒸らして、本来の土色を確認しながら精査しています。

今週から本格的に調査が始まりました。遺跡の西端の方から調査を進めていきます。

斜面にトレンチを入れて調査をします。また、掘り出した腐葉土で土のうを作り、足場を安全に固めていきます。

腐葉土を取り除くと固い岩盤が現れました。他のトレンチからも、同様な岩肌が見られます。

今週は、昔の人が掘ったと考えられる遺構(いこう)の調査を進めました。土器などが見つかる可能性があるので、慎重に掘り下げています。

朝日中学校の1年生が現場の見学に来てくれました。縄文時代の人たちの生活を身近に感じられたのではないかと思います。

1区では南北トレンチの南端を掘っていきます。深いので土量が多く、湿度も高いので体調に気を付けながら掘り進めていきます。

南北トレンチでは炭や焼けた土と一緒に土器がまとまって出てきています。出てきた遺物は周りをきれいにして写真を撮ります。

道路を挟んだ2区では遺構や遺物が1区と比べて少ない状況です。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research