若木館跡発掘調査説明会(10月7日)

10月7日(月)若木館跡の発掘調査説明会を行います。
土砂災害対策事業に伴って行われている調査で、多数の柱穴跡や大規模に埋め立てて造り出した平場が確認されました。遺物は古銭や白磁・青磁等が出土しています。

調査説明会案内(PDF
現地説明会案内図(PDF

日時:令和6年10月7日(月)14:00~15:00
調査遺跡:若木館跡(山形市大字若木字立山)【地図
集合場所:若木館跡発掘調査事務所
事前申込:不要

※駐車場は広福寺駐車場をご利用ください。


諏訪原2遺跡(9月9日~13日)

8区の河川跡も完掘しました。河川跡としていますが、人為的に手が加えられた可能性もあり、今後の検討課題です。
最後まで残った8区の記録作業も終えました。ドローンで図化用写真撮影をし、測量や完掘状況の写真撮影も終えました。
約三か月にわたる諏訪原2遺跡の現地調査は終了して機材の撤収も行いました。暑い日にも作業に従事していただいた作業員さんたちには感謝の言葉しかありません。また、調査にご協力いただいた事業者や山辺町に心からお礼を申し上げます。

若木館跡(9月9日~13日)

西調査区南側の遺構が集中している部分の精査が終了したので、写真撮影と測量のための準備をしています。
撮影した写真です。いくつかの柱穴が並んでいるようにもみえます。
遺構集中部の撮影後、北側の整地層の一部を掘り下げました。整地層の中から少量の遺物が出土します。整地層が造成された年代を考える上で重要となります。

若木館跡(9月2日~6日)

今週は西調査区の遺構の掘り下げを中心に作業を行いました。
遺構の調査と合わせて調査区内の土の堆積を確認するために試し掘りも行いました。
試し掘りの結果、地山土を使った整地層の下に黒色土の整地層が確認されました。深い場所で1m以上あります。この黒色土は調査区全体に広がっているようです。

Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research