車ヶ渕遺跡(6月29日~7月3日)


今週から本格的に溝跡や建物跡の調査に着手しました。多くの遺物が出土しています。


溝の底からはお茶碗形の土器が伏せられた状態で出土しました。近隣の嶋遺跡や西沼田遺跡と近い時代のものと考えられます。


建物跡からは甕が潰れた状態で出土しました。持ち帰り根気よくつなげれば、元の状態に復元できることでしょう。


砂田遺跡・西原遺跡(6月22日~6月26日)


砂田・西原両遺跡で重機による表土掘削を行います。砂田遺跡南区では当時の木が残る柱穴も見つかっています。


表土掘削や排水の溝を掘ると壁が崩れてしまうため、木材で「土留め」をしていきます。調査区内および近隣への影響が少ない程度に杭を打って補強していきます。


東原遺跡第2次(6月22日~26日)


調査区中央部は遺物を含む似た色調の土が広範囲に堆積していました。遺構の形や重なりを平面で確認しにくいため、縦横に畦状の掘り残しを設定して精査しています。


写真手前で固くしまった硬化面が見つかりました。中央左手にはカマドを形作る粘土と芯材の石や焼土があり、硬化面は古代人が踏みしめた建物の床面と考えられます。


硬化面の見つかった竪穴建物の近くには、焼土が厚く堆積している場所があります。建物のカマドとは特徴が異なり、何を焼いた跡なのか想像がふくらみます。


車ヶ渕遺跡(6月15日~19日)


調査区の掘下げも佳境に入り、下に眠る多くの遺構が姿を見せはじめました。


四角形に見える黒色の範囲は、平安時代の建物の跡と考えます。だいぶ小型のものが接近して2棟発見されました。


こちらも同じく建物の跡ですが、比較的大型です。これは建物の役割が違ったのか、あるいは違う時代のものなのか。今後の調査で明らかになるでしょう。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research