飯田館跡第2次(山形市)の発掘調査説明会を開催します(9月25日)※申込制

9月25日(金)に飯田館跡第2次の発掘調査説明会を行います。土砂災害対策事業に伴う発掘調査です。今年度は、西側の小曲輪と、北から東側にかけての曲輪縁辺と斜面部分を調査しまた。館を造成した際の整地の様子が明らかになりました。

調査説明会案内(PDF
飯田館跡案内図(PDF

日時:令和8年9月25日(金)
①10:00 ②13:30 ③15:00
※説明会は予約制で、1回10名程度、30分ほどの説明となります
下記まで電話でお申し込みください。
調査遺跡:飯田館跡発掘調査現場
場所:山形市大字飯田地内【地図

※駐車場は狭いので詰めて駐車してください。
※雨天時は屋内での遺物説明となる場合があります。

ー申込み先ー
(公財)山形県埋蔵文化財センター
〒999-3246 山形県上山市中山字壁屋敷5608番地
TEL:023-672-5301

車ヶ渕遺跡(8月17日~21日)


お盆休み明けからは、重機で隣接する調査区の表土掘削を開始しました。重機の後を追って人力で削り、建物跡などの遺構を探して行きます。


人力で薄く削っていくと、土色の違いが溝状に伸びることがわかります。これは調査済みの溝の延長部分と考えられます。


一部からは潰れた土器のかけらが大量に出土しています。この下に建物の跡があるのかもしれません。

東原遺跡第2次(8月17日~22日)


東原遺跡の調査期間も残りわずかとなりました。南側で見つかった多数の竪穴建物の精査を続けています。


調査終了範囲を記録するためにドローン空撮を行いました。この写真は調査区全体を北側から撮影したものです(写真下部が北)。調査区の中央部と南部のそれぞれに竪穴建物が集中している様子がよくわかります。


8/22に現地説明会を開催しました。予想以上に暑い日でしたが、80人を超える方々が遺跡を訪れ、調査担当職員による説明に耳を傾けてくださいました。ご来跡いただいた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

東原遺跡第2次(8月10日~14日)


調査も終盤に入りましたが、台風の影響から安定しない空模様の1週間でした。雨の合間で作業を進め、土層の記録を終えた竪穴建物を掘り進めていきます。


竪穴建物の床面のすぐ上から須恵器(すえき、写真手前)と土師器(はじき、写真奥)のカメがつぶれた状態でまるごと出土しました。

馬場町2番地遺跡(8月3日~7日)


今週は、35℃前後の気温の中で作業を行いました。調査では、暑さ対策のために扇風機を回しながら作業を進めました。


江戸時代に掘られたと考えられる土坑から、当時の陶磁器や土師質こんろのほか、瓦質ほうろくが発見されました。いまのフライパンと同じ用途として使われたものです。


調査区の南東角で、荘内病院跡の下から、江戸時代の陶磁器やこんろ、ほうろくのほか、越前焼の大型の甕(かめ)が出土する廃棄土坑が発見されました。

飯田館跡第2次(8月3日~7日)


柱穴と思われる遺構が確認された曲輪の半分を重機で掘削しました。残土置き場を確保しながら半分ずつ調査を行います。


館跡北側の斜面際にトレンチを設定し、掘り下げを行っています。ここは、主郭から一段下がった平坦地にあたります。


夏を感じさせる音の一つが蝉の鳴き声だと思いますが、周辺の森林から一日中調査区に降り注がれています。夏本番という感じです。

東原遺跡第2次(8月3日~7日)


埋まりかけた竪穴建物の一部を壊して重なっていた複数の土坑(7月13~17日の調査速報)の調査を終えて、ようやく竪穴建物の生活面(床面)を精査していきます。


床面を検出した状況です。壁際に溝がめぐり、竪穴の四隅に柱穴が確認されました。この建物からはフイゴの送風管や鉄滓が多く出土し、鍛冶工房の可能性が高いです。

車ヶ渕遺跡(8月3日~7日)


建物跡の調査も大詰めを迎えています。遺物を取り上げたり、床面に残された柱穴を探したりしました。


掘りあがった建物の床土を剥がして、建物の掘り方を確認しています。


この建物には、1500年前の土器が割れずに残っていました。発掘を体験している高校生たちが慎重に取り上げました。

砂田遺跡・西原遺跡(8月3日~7日)


今週も非常に暑い日が続きましたが、熱中症に気を付けて作業をしました。先週に引き続き西原遺跡北区南端のジョレンがけをしている様子です。その後、ドローン空撮を行いました。


空撮後、いよいよ遺構掘りが始まりました。遺構の半分を掘り、断面から遺構の堆積状況を見ます。

Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research