上曽根遺跡第3次(7月1日~5日)

大きな溝状の遺構を掘り下げています。水が湧いてくるため、真ん中を先に一段低くしながら、浸水しないよう工夫して掘り下げています。

柱穴跡の中からは、木材が出土しました。これは礎板(そばん)と呼ばれるもので、柱が沈むのを防ぐために柱の下に敷いたものです。


谷地城跡(7月1日~5日)

東側から進めてきた調査ですが、今週からは、中央部を中心に進めて行きます。区画のための溝が多数見つかっています。

区画溝が重複するところは、堆積土の断面を調べることで前後関係がわかります。

全体的に遺物は多くはありませんが、溝から漆器椀の底が見つかりました。


お知らせ:谷地城跡の発掘調査説明会(7月20日)

7月20日(土)に谷地城跡の発掘調査説明会を行ないます。

白鳥十郎の本拠地として整備された谷地城の二の丸に当たる場所の発掘調査になります。調査により当時の屋敷の区画溝や柱穴などが多数発見され、そこから陶磁器や漆器、古銭などの当時の生活を物語る遺物が出土しています。

底面に木材を敷いた柱穴
区画溝からの遺物出土状況

現地説明会案内(PDF

日時:令和元年7月20日(土) 午後1時30分~(小雨天決行)
調査遺跡:谷地城跡
場所:河北町谷地戊81・河北町役場北側駐車場跡(地図

※お車でご来場の際は、河北町民体育館の駐車場をご利用ください。


谷地城跡(6月24日~28日)

今週も屋敷跡と考えられる柱穴の調査を続けています。これらの一部には、柱そのものが残っているものもあります。

柱穴跡には、底に板や枝を敷いて沈み込みを防ぐものがいくつか見られます。この柱穴は柱の根元と底に敷いた板が残っていました。

調査区を東西に横断する溝を掘り下げると、お墓などにみられる石塔やゲタなどの遺物が発見されました。


中関屋遺跡(6月17日~21日)

調査初日、調査事務所まで運んだ発掘調査器材をトラックから降ろし、その後器材の整理等の調査準備を行いました。

重機で表土を掘削し、遺構が見える面まで掘り下げました。

重機で掘り下げた後にジョレン等の道具で、遺構の形状がはっきりわかるように面整理を行いました。


上曽根遺跡第3次(6月17日~21日)

週末の雨で水没してしまいました。上曽根遺跡の調査区は水田に囲まれているため、特に水が溜まりやすいようです。

調査区に溜まった水は、多いところは排水ポンプを使いますが、少ないところではひしゃくやスポンジなどを使って、人力で取り除き綺麗にしていきます。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research