東原遺跡第2次(6月22日~26日)


調査区中央部は遺物を含む似た色調の土が広範囲に堆積していました。遺構の形や重なりを平面で確認しにくいため、縦横に畦状の掘り残しを設定して精査しています。


写真手前で固くしまった硬化面が見つかりました。中央左手にはカマドを形作る粘土と芯材の石や焼土があり、硬化面は古代人が踏みしめた建物の床面と考えられます。


硬化面の見つかった竪穴建物の近くには、焼土が厚く堆積している場所があります。建物のカマドとは特徴が異なり、何を焼いた跡なのか想像がふくらみます。


車ヶ渕遺跡(6月15日~19日)


調査区の掘下げも佳境に入り、下に眠る多くの遺構が姿を見せはじめました。


四角形に見える黒色の範囲は、平安時代の建物の跡と考えます。だいぶ小型のものが接近して2棟発見されました。


こちらも同じく建物の跡ですが、比較的大型です。これは建物の役割が違ったのか、あるいは違う時代のものなのか。今後の調査で明らかになるでしょう。


馬場町2番地遺跡(6月15日~19日)


馬場町2番地遺跡の発掘調査が始まります。初日は開始式や作業の説明を行いました。


調査区の周りにオレンジネットや看板を設置して作業が安全に進められるよう準備をしています。


準備が終わりました。調査区内に入って壁をきれいにしたあと、面を薄く削る作業に入ります。どんな遺構や遺物が出るか楽しみです。


砂田遺跡・西原遺跡(6月15日~19日)


5月中旬からから重機を稼働させました。圃場整備事業なので、耕作土とそれより下の盤土を選別して剥く必要があり、手間が掛かります。水がすぐに沸いてくるので排水作業も大変です。


15日から正式に調査開始です。砂田遺跡と西原遺跡を合わせると20,000㎡近い面積のため、職員6名の作業員さんは60人越えの大所帯です。


器材の搬入作業を行いました。


さっそく、砂田遺跡の面整理作業です。砂田遺跡だけで10,000㎡を超える広さがあります。


東原遺跡第2次(6月15日~19日)


調査区の北側で見つかった竪穴建物(たてあなたてもの)を掘り終えました。中にたまった土をきれいに取り除くことで当時の形がはっきりします。


調査区北端の遺構の調査が終了したので、ドローンを用いて上空からの写真撮影を行いました。東原遺跡は空港に近く、飛行が制限されているためドローンの操縦経験が豊富な職員が担当します。


調査区北端をドローンで真上から撮影した写真です(右が北)。建物や柱穴等の遺構は北西に多い様子が読み取れます。古代の人々が集落を作るときの意図が現れているといえます。


発掘場所を南側に移し、調査区中央部で遺構の調査を進めています。ロープを張った部分は掘らずに残しておいて、土層の状態を確認しながら作業します。


車ヶ渕遺跡(6月8日~12日)


今週も掘下げを進めました。粘土質の地面のため、作業場所以外はシートをかけて乾かないようにしています。


深堀り地区は上から壁面を削るチームと、下に落ちた土を集めるチームのチームワークで進めます。


掘下げを進めると、古墳時代後期の土器(右)と、糸を撚(よ)るための紡錘車(ぼうすいしゃ)が(左)出土しました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research