上曽根遺跡第3次(10月28日~11月1日)

記録作業のために土坑の中や断面を綺麗にしています。綺麗にしたのち、土器の出土状況や土の堆積状況の写真を撮影します。

 

週の後半には2回目の空撮を行いました。以前紹介した柱穴列(左側の白丸部分)や先週紹介した掘立柱建物跡(右側の白丸部分)の様子がよくわかります。


上曽根遺跡第3次(10月21日~25日)

南側の調査区を横断する長い溝跡を掘っています。スコップや移植ごてを使い分けながら、遺物を傷つけないよう慎重に掘り進めています。

新たに掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)が検出されました。3間×2間の建物跡のようです。


お知らせ:上曽根遺跡第3次の発掘調査説明会(11月9日)

11月9日(土)に上曽根遺跡の発掘調査説明会を行ないます。

溝跡の掘り下げ
井戸跡から出土した斎串

上曽根遺跡の発掘調査は昭和63年に行われた第2次調査以来、3回目になります。今回の調査により奈良・平安時代の井戸跡や溝跡、土坑などが多数確認されました。遺物は墨書土器や祭祀に使われた斎串が出土したほか、多くの須恵器や土師器が出土しています。

現地説明会案内(PDF

日時:令和元年11月9日(土) 午後1時30分~(小雨天決行)
調査遺跡:上曽根遺跡
場所:酒田市上野曽根字上中割(地図


上曽根遺跡第3次(10月15日~18日)

北側の調査区の溝跡を掘り下げました。新しい時代の溝跡に切られていますが、検出面からもいくつか土器が出土している溝です。

掘り下げていくと、数点の土器が出土してきました。なかからは完形に近いものや接合すると元の形に復元できそうな破片がまとまって出土してきました。


上曽根遺跡第3次(9月30日~10月4日)

今回新たに重機で表土を削ったところにジョレンをかけて、いつものように面整理をしていきます。

面整理が終わったところから、石灰で白線を引き、遺構の輪郭に印をつけていきます。

白線を引き終わった調査区です。前半で調査した部分(右奥)から続いている長い溝や柱穴、土坑などが確認できました。


上曽根遺跡第3次(9月17日~20日)

斎串(いぐし:災いを除ける祓いの道具)の出土状況です。井戸跡の掘方(ほりかた:井戸枠の外側の部分)から同じ形をしたものが大量に出土しています。

出土した斎串(いぐし)の一部です。写真のような両端を斜めに切った形のものが50本近く出土しました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research