yamagatamaibun のすべての投稿

「第48回古代城柵官衙遺跡検討会」の中止について

令和4年2月12・13日に開催を予定ておりました
「第48回古代城柵官衙遺跡検討会」につきましては、
新型コロナウィスル感染症の拡大防止の観点から中止することといたしました。

次回の第49回検討会につきましては、令和5年2月に福島県南相馬市を会場に開催する予定で準備を進めております。

詳しくは下記「中止のお知らせ」をご覧ください。
第48回古代城柵官衙遺跡検討会の中止のお知らせ


市町村巡回展『発掘された河北町の遺跡』(1月18日~1月30日)

県内の各市町村で行っている巡回展。今年度最後は河北町です。

河北町総合交流センター サハトべに花 展示室にて、
企画展『発掘された河北町の遺跡』を開催しています。
これまで発掘調査が行われた河北町の遺跡、6遺跡の遺物を
一挙公開です。
ぜひこの機会に河北町の歴史に触れてください。

[展示期間]
令和4年1月18日(火)~1月30日(日)※木曜日休館

[展示場所]
河北町総合交流センター サハトべに花 展示室

[ギャラリートーク]
令和4年1月23日(日)14:00~ 予約不要

リーフレット(PDF

なお展示・ギャラリートークへお越しの際は
新型コロナウィルス感染対策にご協力をお願いします。


出前授業:山形大学附属特別支援学校(12月16日)


今年度最後の出前授業は山形大学附属特別支援学校です。中等部の生徒たちが『大昔の人々のくらし』を勉強し、色々な体験活動を行いました。


数千年前に山形で暮らしていた縄文人が使っていた道具に実際に触れてみます。本物の縄文土器や石器に触れる貴重な体験になりました。


火起こし体験を行いました。最初はマイギリの使い方に悪戦苦闘しましたが、あっという間に使いこなしていました。さすが中学生、火が付きにくい冬場ですが、火を起こすことができました!


避難訓練を行いました


火災を想定した避難訓練を実施しました。火元を確認して出火場所と状況を連絡します。


館内アナウンスで火災発生を連絡のうえ、初期消火及び避難を呼びかけました。


出火に気づいた職員は直ちに初期消火に当たりました。


火災警報により閉鎖した防火戸の扉を抜けて避難しました。


逃げ遅れた人がいないか、持ち場を最終確認します。


この日はあいにくの雨模様だったため、室内に自衛消防本部を設置しました。人員点呼して全員の避難完了を確認しました。


水林下遺跡第2次(11月29日~30日)


今年度の調査が終わり、使った器材についた泥などの汚れを、丁寧に洗い落しました。


現場周辺の器材の撤収や農道の補修も終わり、旧石器が出土したC区東側を埋め戻しました。


最終日には、上山市にある埋蔵文化財センターへ搬入する器材をトラックに積み込みました。積み込んだのち、トラックは出発し、センターへと向かいました。


今年度のすべての作業が完了し、全員で労をねぎらいながら、解散となりました。水林下遺跡第2次発掘調査に携わった皆さま、そしてご協力いただいた皆さまに、御礼を申し上げます。


水林下遺跡第2次(11月22日~26日)


秋田大学の林信太郎先生が8月に続いて現場へお越しなり、鳥海山の火山噴出物の岩石や旧石器時代の石器が出たローム層などのサンプルを採取されました。


先週は雨やアラレが降ったりと、大荒れの天候の中の調査となりました。みんな、泥だらけになりながら頑張りました。


掘り下げ作業は、金曜の午前10時まで行いました。最後の最後まで石器が出土しました。今年度では300点余り、昨年度と合わせると450点近くの石器資料が採集されました。


掘り下げが終了したあとは、現場においてある器材の撤収や調査区の埋め戻しを行いました。今年度の調査も、残すはあと2日になりました。


水林下遺跡第2次(11月15日~19日)


雨が降る中、堆積層を観察するために残した土手状のベルトを崩していきました。


石器がたくさん出土した地点のそばのベルトの中からも、続々と石器が出土しました。


2000年に発覚した「前・中期旧石器ねつ造事件」ののちに行われた検証発掘では、埋め込まれた石器の下には埋め込んだ際に使用した工具の跡など、不自然な痕跡が残されていることがわかりました。そのため、水林下遺跡の調査では、ねつ造された石器ではないことを示すために、石器の下の跡形である「インプリント」の記録も行いました。


調査も終盤になり、遺跡の全景写真をドローンを使って撮影しました。掘る作業は、実質あと1週間ほどになりました。


水林下遺跡第2次(11月8日~12日)


雨天が多かった一週間だったので、好天に恵まれた月曜日は、たいへん貴重な1日でした。


月曜日からは、水林下遺跡第2次発掘調査の現場公開が始まりました。見学に訪れたかがたは、3万5千年前の石器が出土している状況を目の当たりにして、大変驚かれた様子でした。


石器の出土位置を記録するために、出土した石器を中心として、数㎝範囲を残し、土の柱として残して周囲の掘り下げを行います。写真や座標計測をした後で石器を取り上げ、土の柱をまた石器が出ないか崩すのですが、この日はその柱から後期旧石器時代前半期に多く現れる「台形石器」が出土しました。意外な場所から出土したので、大変驚きました。


水林下遺跡第2次(11月1日~4日)


連日雨が降り、泥をかき出しながらの調査となりました。


透閃石岩(とうせんせきがん)製で、裏側に研磨痕がある剥片が出土しました。これも、もともとは磨製石斧だったことが考えられます。先日発見された石斧とは異なる母岩のようで、石斧がもう一つあったことが示唆されます。


玉髄というガラス質で半透明な石材から割り出された、大きな剥片が出土しました。水で汚れを洗うと、きれいな色合いの石器に見えます。


山形で初めて後期旧石器時代前半期の磨製石斧が発見されたこともあり、県内外の旧石器を研究者が見学に来ました。