「発掘調査速報」カテゴリーアーカイブ

お知らせ:「令和元年度考古学講座」について(3月6日)

『令和元年度 考古学講座』を山形県埋蔵文化財センターにて下記の期日・内容で開催いたします。
多くの皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

※事前申込は不要、参加費は無料です。
※特別講演会は、講演会開始後や満席の場合には入場をおことわりすることがあります。お早めにお越しください。

特別講演会
3月6日(金) 13:30~15:00
演題:『東北地方中南部地域における緑色石英製の玉類の生産と流通について』
講師:三澤裕之氏(山形県総務部学事文書課)

センター談話会
第1回:3月5日(木) 18:00~19:00
テーマ『3D写真計測の利用について 発掘調査から報告書作成に関して』(水戸部秀樹)
第2回:3月12日(木) 18:00~19:00
テーマ『関東系土師器と7世紀後半』(渡辺和行)


チラシ(PDF


お知らせ:「国宝土偶講演会&山形県発掘調査速報会2019」について(3月8日)

令和2年3月8日(日)に「国宝土偶講演会&山形県発掘調査速報会2019」が開催されます。
県内各地の最新の調査成果の発表があります(報告遺跡の詳細は下記をご覧ください)。皆様のご来場をお待ちしております。
※入場無料。申込みは不要です。

チラシ(PDF)

日時:令和2年3月8日(日) 13:00~16:15(開場12:00)
会場山形県生涯学習センター遊学館 2階ギャラリー・ホール(山形市緑町1-2-36)[地図
※お車の方は県営駐車場をご利用ください。入館時と退館時に1階総合案内受付に駐車券をご提示いただくと割引になります。

主催:山形県教育委員会
共催:公益財団法人山形県埋蔵文化財センター

問い合わせ先(主催)
 山形県教育庁 文化財・生涯学習課
(文化財振興担当)
〒990-8570 山形市松波二丁目8-1
TEL:023-630-2879


上曽根遺跡第3次(11月25日~29日)

先週に出土した斎串(右側の2つ)とこれまで出土していた形の斎串(左側)を比較してみました。比べてみると、右側の方がより精巧な細工が施されていることが見て分かります。

最終週には吹雪や雪が積もるほどの寒気に見舞われましたが、無事に発掘調査を終えることができました。半年間ご尽力してくださった作業員さんをはじめ、ご協力していただいた近隣住民の方々や関係者の皆さん、ありがとうございました。


考古学&遺跡発掘調査のお仕事参観日(2019年11月24日)

11月24日(日)、昨年に続き2回目となる『考古学&遺跡発掘調査のお仕事参観日』を開催し、多くの方々にご来場いただきました。

玄関近くの多目的ホールでは、再生琥珀(コハク)を材料にした勾玉作りの体験コーナーを設けました。完成形を目指して紙ヤスリで少しずつ削り出していきます。

各整理室では、当センターが発掘調査を行い現在整理を進めている最新の調査成果をご覧いただきました。

普段目にしない施設内部や作業の公開が中心でしたが、少しでも身近に感じていただけるよう一部作業体験も実施しました。

見学・体験を通して、文化財にかかわる当センターの活動を知っていただく良い機会となりました。ご来場いただいた多くの方々に、厚く御礼申し上げます。


上曽根遺跡第3次(11月18日~22日)

土坑から斎串(いぐし)が出土しました。今まで井戸跡から大量に出土していた両端を斜めに切った形状のものとは違って、人形(ひとがた)に近い形状をしている斎串です。

金曜日には3回目の空撮を行いました。調査区の奥に見える鳥海山はすっかり雪景色です。


上曽根遺跡第3次(11月11日~15日)

今週は雨風に悩まされる週となりましたが、合間を見て調査を進めています。平安時代の溝跡からは、土師器や須恵器の土器がまとまって出土しています。時期的には平安時代中~後期となりそうです。

上の写真の溝跡のすぐそばにある土坑です。こちらからも土器がまとまって出土していますが、時期は溝跡よりも少し古く、奈良~平安時代前期頃となりそうです。


上曽根遺跡第3次(10月28日~11月1日)

記録作業のために土坑の中や断面を綺麗にしています。綺麗にしたのち、土器の出土状況や土の堆積状況の写真を撮影します。

 

週の後半には2回目の空撮を行いました。以前紹介した柱穴列(左側の白丸部分)や先週紹介した掘立柱建物跡(右側の白丸部分)の様子がよくわかります。


上曽根遺跡第3次(10月21日~25日)

南側の調査区を横断する長い溝跡を掘っています。スコップや移植ごてを使い分けながら、遺物を傷つけないよう慎重に掘り進めています。

新たに掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)が検出されました。3間×2間の建物跡のようです。