「発掘調査速報」カテゴリーアーカイブ

鶴子中原遺跡(10月23日~27日)


見つかった遺構を掘り下げる精査作業を行っています。土層を見るため、遺構を断ち割ったり、ベルトを残して掘っていきます。


遺構を掘り下げながら、写真や図面などの記録作業をしていきます。


県内でも数少ない、約8,000年前の縄文時代早期の土器には貝殻文様がみられます。


鶴子中原遺跡(10月16日~20日)


昔の生活の痕跡をさがす、面整理作業を行いました。痕跡に白線を引いていきます。


面整理作業が終了。調査区の東側から撮影した遺構の検出状況です。遺構の他、風倒木痕も数か所確認されました。


遺構を掘り下げる精査作業の開始です。土の色や質に注意しながらていねいに掘ります。


新庄城二の丸跡(10月10日~14日)


弘前大学の上條信彦先生に来跡いただき、戊辰戦争の火災痕や炭化米が残る壁面の土層剥ぎ取りをお願いしました。


土層の剥ぎ取りは4ケ所行いました。余分な土を流水で落としているところです。


きれいに土層の剥ぎ取りを行う事ができました。分析を行った後に、新庄市へ寄贈される予定です。


新庄城二の丸跡(9月25日~29日)


瓦集中地点の瓦の取り上げを行いました。1日で20箱を超える量となりました。


雨天の中となりましたが、新庄中学校の生徒さん達が来跡されました。瓦が出土している様子や建物跡、出土品などを見学されました。


残った2面を重機で掘削しました。トレンチを入れ、整地層の深さを確認しています。