「置賜地方」カテゴリーアーカイブ

馳上遺跡4・5次・西谷地b遺跡3次(6月4日~8日)


面整理が終わったところから、昔の人々によって土に刻まれた跡である遺構を検出していきます。
遺構は、土の色や質感の違いから見分け、線を引いていきます。


検出した遺構の全景写真を撮影しました。
写真の中央部付近で、黒っぽい色をした方形(四角形)状の場所がありますが、
どうやら竪穴住居の可能性があります。


遺構検出の全景写真を撮り終えた場所から、調査区内にグリッド杭を打ちました。
杭は、あらかじめ設定した場所に、トータルステーションという測量機器を用い、格子点状に打っていきます。
グリッド杭は遺構や遺物が調査区のどこにあるかを示す重要なものです。


馳上遺跡4・5次・西谷地b遺跡3次(5月30日~6月1日)


馳上遺跡第4・5次、西谷地b遺跡第3次発掘調査が5月30日から始まりました。
調査に先立って、事務所で開始式やオリエンテーションを行いました。


調査工程が複雑なこともあり、調査主任が調査方法や調査区の概要についての説明をしました。


重機で表土の除去が終わった場所から、ジョレンを使って面整理を始めました。
まだ少量ですが、奈良・平安時代の土器片が出土しました。