調査で使用した機材の洗浄を行いました。
山形城三の丸跡(都市計画)の発掘調査でお世話になった作業員の皆さんです。
無事に調査が終わりました。ご協力ありがとうございました。
遺構の掘り下げが終わりました。
写真撮影のため、調査区内をきれいにしています。
17区の遺構を掘り下げました。残すは記録作業のみとなりました。
記録作業には、主にカメラによる写真撮影と、図面作成があります。
溝跡の土の埋まり方を20分の1の縮尺で図化します。
以前、調査した溝跡の続きが確認できました。
溝跡の場所によって、土の質、埋まり方に違いがあることがわかりました。
遺構の掘り下げとともに、カメラでの記録作業を行っています。
いよいよ、最後の調査区となりました。
雨天時の調査はお休みです。
雨に濡れないよう、ブルーシートで遺跡を保護します。
江戸時代の生活面の下には、黒色粘土層があり、
古代の土師器(はじき)や須恵器(すえき)の破片が見つかりました。
16・18区の遺構掘り下げと記録が終わり、埋め戻しを行いました。
掘り下げたところを埋め、砕石を敷いて、元の状態に戻します。
土坑の調査をしました。江戸時代初めの皿が出土しました。
土坑出土の折縁皿(おりふちさら)です。
内面に絵が描かれ、その上には漆が付着しています。
16区の遺構の掘り下げ作業が終わりました。
高所から、調査区全体の状態がわかるように撮影しました。
最上義光(よしあき)歴史館ボランティアの方々が見学にみえました。
すでに調査した三の丸の堀跡について、写真などを参考に説明しました。
今年度出土した遺物について、説明しています。
現在調査している16区からは、江戸時代初め頃の陶磁器が出土しています。
16区の遺構について、説明しています。
江戸時代の遺構のほかに、近代の溝跡や、重機による掘削の跡がみられます。
近現代の溝跡と並ぶ形で、石列が見つかりました。
その状況をカメラで撮影し、記録します。
溝跡がどのように埋まったのかを観察しています。
土の色や硬さ、内容物などの違いを線で表し層を分けます。
地面にスプレーで調査範囲を示し、重機で慎重に表土を除去しました。
表土除去の結果、上・下水道管や、工事等の掘削で、
広く遺跡が壊されている状態が確認されました。
溝跡の調査を行っています。深さが約1m、断面がV字状になっています。
ガラス瓶や新しい陶磁器が見つかり、近現代の遺構とわかります。
一部撹乱(かくらん)を受けた状態で2つの柱穴が検出されました。
どちらも柱根は残っていませんでしたが、
左の柱穴には底面に礎石が据えられていました。
15区の完掘全景写真です。
来週からは東隣りの16区を調査します。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research