今週からは新たに16区の調査を開始しました。
16区では竪穴住居跡、掘立柱建物跡、河川跡などが検出されています。
竪穴住居跡の精査をしているところです。
竪穴住居跡から出土した遺物です。
土師器が中心のようです。
今週は雨の多い週となりました。
先週末からの大雨の影響で17区が水没してしまいました。
18区の遺構精査の様子です。
柱穴や溝跡が見つかっています。
先週お伝えした河岸段丘地形の堆積層から出土した銅製品です。
鏡の可能性などが考えられます。
17区河川跡の完掘状況です。
遺物とともに、かなり大きな流木も見つかりました。
18区の様子です。
下段段丘地形に堆積したと思われる比較的新しい堆積層に
トレンチを設定して掘り下げを行っています。
堆積層(上の写真)から出土した櫛(くし)と漆器です。
しかし全体的に遺物はわずかで、
古いものから現代のものまでが入り混じっています。
今週から一部の調査区の埋め戻しが始まりました。
14区南側の完掘状況写真です。
掘立柱建物跡、大型竪穴住居跡など、たくさんの遺構が検出されました。
17区の河川跡から出土した須恵器の壺です。
完全な状態で残っていました。
大型竪穴住居跡から出土した須恵器の壺です。
口の部分を中心として良好な状態で残っていました。
空中撮影用のラジコンヘリです。
調査の完了した調査区の撮影を行いました。
12区・14区に位置する掘立柱建物跡です。
農業用水路を挟んだ両側に柱穴がひろがる様子が見て取れます。
空中撮影に備えて遺構の清掃をしているところです。
大型竪穴住居跡のカマド付近の遺物出土状況です。
遺物の出土状況を平面図に記録していきます。
遺物の量が多いため、大変根気のいる作業です。
掘立柱建物跡の精査をしています。
竪穴住居跡の遺物検出状況です。
2軒(写真左下)が重なり合っています。
住居跡のカマド付近からは土師器の皿が
ほとんど完全な状態で検出されました。
今週も暑い日が続いています。
遺跡のすぐそばでは高速道路の工事が進められています。
大型の竪穴住居跡です。
長さ9m、幅7.3mの長方形です。
住居跡のカマド付近からは、
主に土師器がまとまって出土しています。
この時期は草がよく伸びます。
除草作業も大切な環境整備の一つです。
12区で検出された掘立柱建物跡の精査をしているところです。
大人一人が入ってしまうほどの大きさです。
14区で検出された掘立柱建物跡です。
12区(上の写真)で検出されたものの続きであると考えられます。
竪穴住居跡のカマドの断面図をとっています。
梅雨明けした今週は、強い日差しで地面がすぐ乾燥します。
写真撮影をする際には、土の色がよくわかるようにジョーロでの水撒きが欠かせません。
捨て場と思われる土坑です。
長さ3メートル、幅2.4メートル程の楕円形です。
土坑(上の写真)から出土した遺物です。
土師器と須恵器が主で、その量はカゴ3つ分にもなりました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research