「馳上遺跡第3次」カテゴリーアーカイブ

馳上遺跡(9月6日~9月10日)


17区河川跡の完掘状況です。
遺物とともに、かなり大きな流木も見つかりました。


18区の様子です。
下段段丘地形に堆積したと思われる比較的新しい堆積層に
トレンチを設定して掘り下げを行っています。


堆積層(上の写真)から出土した櫛(くし)と漆器です。
しかし全体的に遺物はわずかで、
古いものから現代のものまでが入り混じっています。


馳上遺跡(8月23日~8月27日)


大型竪穴住居跡から出土した須恵器の壺です。
口の部分を中心として良好な状態で残っていました。


空中撮影用のラジコンヘリです。
調査の完了した調査区の撮影を行いました。


12区・14区に位置する掘立柱建物跡です。
農業用水路を挟んだ両側に柱穴がひろがる様子が見て取れます。


馳上遺跡(7月26日~7月30日)


この時期は草がよく伸びます。
除草作業も大切な環境整備の一つです。


12区で検出された掘立柱建物跡の精査をしているところです。
大人一人が入ってしまうほどの大きさです。


14区で検出された掘立柱建物跡です。
12区(上の写真)で検出されたものの続きであると考えられます。


馳上遺跡(7月20日~7月23日)


竪穴住居跡のカマドの断面図をとっています。


梅雨明けした今週は、強い日差しで地面がすぐ乾燥します。
写真撮影をする際には、土の色がよくわかるようにジョーロでの水撒きが欠かせません。


捨て場と思われる土坑です。
長さ3メートル、幅2.4メートル程の楕円形です。


土坑(上の写真)から出土した遺物です。
土師器と須恵器が主で、その量はカゴ3つ分にもなりました。