6月の第1週目にラジコンヘリで真上から撮影した遺跡の全景写真です。
今週の月曜日に、小国町立北部小学校の6年生の皆さんが職場体験にきてくれました。暑い中でしたが、熱心に発掘作業に取り組んでくれました。
SK140の遺物検出状況です。底面から土器や石器が出土しました。写真左上の土器は、急須などのように筒状の注ぎ口がある注口土器です。
6月の第1週目にラジコンヘリで真上から撮影した遺跡の全景写真です。
今週の月曜日に、小国町立北部小学校の6年生の皆さんが職場体験にきてくれました。暑い中でしたが、熱心に発掘作業に取り組んでくれました。
SK140の遺物検出状況です。底面から土器や石器が出土しました。写真左上の土器は、急須などのように筒状の注ぎ口がある注口土器です。
今週の作業で、埋設された土器がまとまった状態で検出されました。
現在のところ、北東に位置する沢跡(SG1b)から9基ほど確認されています。
遺構の精査作業に入りました。遺構の半分を掘り下げ(半截作業)、残った半分の土の色や質の違いから埋まった状況や遺構の新旧関係を把握します。
土坑跡(SK10)の半截状況です。遺構内からは、土器の底部や凹石が出土しました。
写真撮影のため調査区のブルーシートを剥がし、面整理を行いました。以前お伝えした沢跡は、北西に向って二手に分かれて伸びています。
北側から見た沢跡の検出状況です。黒く帯状に伸びる沢跡の両側からは、柱穴や土坑が集中して検出されています。
調査区から検出された遺構の状況と、遺跡全景の写真をラジコンヘリを使って上空から撮影しました。
今週の作業状況です。調査区内の表土除去がようやく終わりました。
おぐに保育園の皆さんが遺跡の見学に来てくれました。出土した土器や石器を使った植松主任の説明を聞いて、大昔の人々のくらしに想像をふくらませています。
実際に調査区内で発掘を体験してもらいました。移植ベラを持って慎重に探りながら掘り下げていきます。
先週お伝えした河川跡は、二つに分かれる沢跡のようです。調査区西側の横川に向かって伸びています。
面整理の作業中、形の良く残った土器が確認されました。埋葬に用いられた甕の可能性があります。
白沼中学校の皆さんが遺跡の見学に来てくれました。出土した石器や土器を手に取りながら、熱心に植松主任の説明を聞いています。
表土除去後、遺構の検出作業(面整理)を行いました。ジョレンという道具を使って表面を薄く、丁寧に剥いでいきます。
調査区南半部の遺構検出状況です。 面整理で遺構面を綺麗にした後、遺構の周りを水で溶いた石灰でマーキングしました。
調査区東側(写真右)で黒い土が帯状に広がる面を検出しました。おそらく河川跡と思われます。また土坑やピット状の遺構群が検出されました。
鍬入れ式(5/8)
本日より、下叶水遺跡の発掘調査が開始されました。発掘調査の安全と成果を願って、鍬入れ式が執り行われました。
調査区遠景 (5/9)
遺跡は小国町の叶水地区に位置し、横川によってつくられた河岸段丘という階段状の地形面に立地しています。
調査区作業風景(5/9)
調査範囲の設定と遺構検出面までの深さを確認するため、各所で試掘を行いました。