先週に引き続き、重機を使用して表土を取り除く作業を行いました。今週は竪穴住居の跡と思われる遺構が見つかりました。白線で四角に囲われた部分が住居の跡です。
赤色に塗られた古墳時代の壺が出土しました。出土した時が最も鮮やかに見えます。
今週は重機で表土を取り除く作業を行いました。これはその後、土の断面を削っている様子です。中間の黒い土が多く入っている層が、1次と2次で調査した奈良~平安時代、今回調査する古墳時代の層は一番下のやや濃い茶色の層です。
遺物がいくつか出土しはじめました。ほとんどが土の中にまだ埋まっているのでどんな土器なのかわかりませんが、取り上げるのが楽しみです
今週から川前2遺跡の調査が始まりました。今年度で4回目の調査です。調査開始初日には月山が美しい姿を見せました。
重機で表土を取り除く前に、調査区の範囲を確定します。そのために作業員がスコップでその範囲に沿って溝を掘ります。
大変ですが重要な作業です。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research