10区での遺構検出作業です。
丁寧に薄く土を削ると、埋められた黒褐色の土色変化を確認することが出来ます。
12区の遺構検出作業状況です。
昨年度の調査でも一部検出していたのですが、大きな掘り込みが重複しているようです。
11区の遺構検出状況です。
大きな比較的新しいL字状の掘り込みが見つかりました。
旧地権者の方のお話から、戦時中の防空壕と思われます。
城北町の調査区の完掘状況全景を撮影しました。
今後は遺構検出面を掘り下げて下層の確認を行います。
調査区南西の大型土坑の平面図を作成しています。
かつては水を湛えていた池などの遺構と考えられ、粘土層の下には護岸と思われる石積みがありました。
10区をトレンチ掘りしました。
表土が砕石に覆われていたので、人力で掘り進めるのが大変でした。
12区の壁面を綺麗にして、地面も綺麗にしました。
12区の地面も綺麗に削っていくと、黄色い地山土に茶色い土が入った丸や大きな四角が見えてきました。
この茶色い部分が、昔の人が穴をほって埋めた痕跡です。
次週以降も丁寧に削り直して、形や重なり具合を観察します。
大型の土坑はベルト状に土を残して掘り下げ、断面図を作成します。
埋め戻した層、腐食した木を多く含む層、粘土状の層と、堆積している土の違いがはっきりわかる遺構です。
石組が見つかった遺構も土を半分残して掘り下げ、断面図を作成します。
こちらは埋め戻した層の下に砂を多く含んだ土の層がありました。
器材の搬入作業です。いよいよ調査の開始です。
本年度は、12区、11区、10区の3箇所を調査します。
12区の範囲をトレンチ掘りしました。
重機でどの深さまで掘り下げればよいかを確認するためです。
12区の表土を重機でむきます。
トレンチで確認した深さまで慎重に掘り下げました。
城北町の調査区の遺構を掘り下げました。
調査区の南西には大型の土坑が、北東には井戸か湧水を利用した水場とみられる石組が見つかっています。
大型の土坑には10~20cm大の石と50~70cm大の石が多数ありました。
意図的なものなのか廃棄されたものなのか、来週以降詳しく調査します。
本格的な調査はまだ先ですが、大手町にある調査区のコンクリート基礎と表土除去を行いました。
城北町の調査区の遺構検出を終え、検出状況の全景写真を撮ります。
狭い調査区なので3m程のアルミ脚立の最上段にカメラを設置して撮影します。
遺構検出・撮影を終えて3mごとのグリッド杭を設置し、いよいよ遺構を掘り下げていきます。来週以降の調査が楽しみです。
今年度も国道112号沿いの調査が始まりました。
まずは必要な器材を搬入して調査の準備をします。
調査区は二か所あり、城北町にある調査区から調査します。
表土除去を行ったところ後世の撹乱等が少なく、期待ができそうです。