2区・4区の住居跡3棟を無事完掘しました。2区と4区合せて5棟の遺構が見つかりました。
先週お知らせしたフラスコ型土坑の写真測量をしました。
底部が広くなった土坑の形がよくわかります。
今年度の調査も終了し撤収作業を行いました。関係各所、作業員のみなさま、ご近所の方々、ご協力ありがとうございました。
引き続き2区と4区の住居跡を調査しました。
調査も終盤です。
1区のフラスコ型土坑から甕や壺が出土しました。
弥生前期のもののようです。
引き続き弥生時代の住居を調査しています。
新たに周溝や柱穴を確認できました。
測量とドローンによる空撮を行いました。
先週に引き続き、弥生時代の住居跡の調査を行っています。
床面の遺物が徐々に顔を出し始めました。
空撮のラジコンヘリコプターがやってきました。
きれいな写真を撮影していただきました。
現地説明会には、70名以上の方々に来跡していただきました。
東北の弥生時代の一端を感じていただけたと思います。
弥生時代の住居跡を発掘する機会は少ないので、大変貴重です。
4区にある住居の炉跡の調査を行いました。
軽石が敷かれているのが特徴です。
こちらは、2・4区の間から新しく検出された住居跡です。
時期は他の2棟と同じと推測されます。
5区では再葬墓と考えられる遺構の調査を行いました。
どちらも壺で割れていますが、元の形に復元できそうです。
先週に引き続き住居跡の発掘をしていくと、周溝がみられたことから、少なくとも3回住居を拡張していることがわかりました。
深さ1m以上のフラスコ状土坑を発見しました。
残念ながら遺物が出土しておらず、時期がわかりません。
昨年に続いて弥生時代の住居の発掘を進めています。
遺物も少しではありますが出土しています。
土坑内には石が斜めに捨てられていました。
何か意味ありげな雰囲気をかもし出しています。
1区の包含層を掘り下げたところ、5~7つの土坑と思われる黒いシミを発見しました。
これからの調査が楽しみです。
1区の遺物包含層を掘り下げ、ようやく遺構検出面までたどり着きました。
以前お伝えした集石遺構の他に、土坑と思われる黒いシミが確認できます。
遺物包含層がどのように形成されたのかを、背中の後ろで感じる太陽の暑さに耐えながら図面に記録していきます。
1区の配石の下からは多くの遺物が出土します。
お墓の可能性を視野に入れて、発掘を進めていきます。
以前掲載した縄文時代の終わり頃の土坑の完掘写真です。
底面には周溝がめぐっていました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research