元立北遺跡の調査が大詰めを迎え、調査区の完掘全景写真を撮影しました。
調査区中央の竪穴住居は古墳時代の構築と考えられ、カマドや土坑・柱穴などが確認できました。
柱穴の一部には柱と思われる木製品が残存していました。
掘りあがった状態の遺構の平面図を作成し、調査を終了しました。
調査区中央の竪穴住居から、炭化材が多く見つかりました。
焼失家屋の可能性もあるため、炭化材の検出状況を写真で記録しました。
同じ竪穴住居跡から、2個目の「はそう」が見つかりました。
今回見つかった物の方が完形に近く、状態が良いようです。
遺構の土層断面の写真撮影をしています。
調査区中央の竪穴住居を掘り下げました。
全体に炭が堆積している様子が観察できます。
炭を含む範囲を平面図として記録しています。
調査区中央の竪穴住居跡を掘り進めています。
掘り下げていくと、土器が顔を出しました。
見つかったのは「はそう」と呼ばれる器でした。
古墳時代のものと考えられます。
タワーを使って、高所から調査区の全景写真を撮影しています。
東側から撮影した全景写真です。
中央部で竪穴住居跡などの遺構が見つかっています。
調査区北壁にて基本層序を記録に取っています。
面整理をしています。柱穴と思われる遺構を数基検出しました。
表面を浅く掘り下げ、見やすくしながら形状を確定していきます。
遺跡に堆積した土の層序を確認するため、壁面を削りながら線を引いています。
トータルステーションを使って、グリッドの杭や釘を打ち込んでいます。
遺構の検出を始めました。
これまでのところ溝跡などが見つかっています。
調査区の周りに排水溝を掘りました。
溜まった水を除去しました。
昨年調査したトレンチ(試掘溝)を基準に、遺構の確認面を精査しています。
降雨後の調査区です。
今週は雨天のため作業が進みませんでした。