城北町の調査区の埋め戻しを行いました。発掘作業員の皆さんの尽力で今年度の調査も無事終了しました。
発掘器材を搬出して撤収です。関係各所および近隣の皆様、ご協力ありがとうございました。
城北町の調査も終了が迫ってきました。
壁面や遺構を清掃し、調査区全体の写真を撮影します。
記録作業も終了間近です。
遺構や検出面の標高を計測して平面図に記録し、作業終了です。
城北町の調査区の土層を記録しています。調査区は馬見ヶ崎川の旧河道域にかかっており、土と砂の層の堆積状況から氾濫を繰り返していたことがわかります。
堆積土上に17世紀頃の肥前陶器が出土した遺構検出面がありますが、その堆積土の中から青磁碗が出土しました。さらに約80cm掘り下げた下層からは8世紀頃の土器が出土しています。
今週で大手町の調査区は、調査終了となります。
完掘全景写真を撮影するため、調査区内のクリーニングを行っています。
溝跡の平面図を作成して作業終了です。
遺構検出面のほとんどが砂と礫からなる調査区なのですが、一部水捌けの悪い部分があり、そこに溝跡が残っていました。
城北町の調査区の遺構の掘り下げをはじめました。
陶器が出土した溝と土坑が見つかっています。
大手町の調査区では図面作成の作業を進めました。
測量機械で計測した数値を方眼紙にうつして平面図を作成します。
今週から城北町の調査区に着手しました。
検出面は後世の撹乱などが入っておらず、とても良い状態で残っていました。
天候不順な日が続きましたが、ようやく遺構検出状況の撮影ができました。東側の調査区から続いていると思われる溝と、土坑が見つかっています。
遺構の掘り下げに取り掛かりました。
調査区の北、画像手前の土坑からは瓦が出土しました。
休み明けはたまった雨水を取り去る作業から始まりました。
不安定な気候に左右され、なかなか作業が進みません。
今週も引き続き大手町の調査区西側の遺構検出を行いました。
厚く堆積した黒い土の下から黄色みを帯びた地山が見えてきました。
表土からは明治~昭和初期にかけてのガラス瓶も大量に見つかりました。うま味調味料の瓶が種類・数ともに最も多く、瓶の形から発売された時期がわかります。
今週からは大手町の調査区を二分したうちの西側の調査を行います。
西側にも遺物を多く含んだ層がありました。東側と同じように手作業で掘り下げていきます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research