霞城学園高校生涯学習講座の受講生の皆さんが、山形城三の丸跡14次の発掘現場見学に来て下さいました。
井戸跡と思われる場所から大量の割れ瓦が見つかりました。
こういったものも写真だけでなく、欠片の一つひとつがわかるように、きちんと図化して記録します。
国道112号の拡幅工事に伴う発掘は、今年で4年目になります。
これまでの発掘の成果も見ていただきました。
「体験学習」カテゴリーアーカイブ
体験学習:山形県立盲学校(6月24日)
山形県立山形盲学校中学部の生徒さん5人が、体験学習に来てくれました。
火起こし活動には3人が挑戦。
3人とも成功しました。すごい!
縄文クッキーには2人が挑戦。
クルミを上手に割って、クッキーに入れました。
おいしく焼けて、満足そうな顔が印象的でした。
職場体験:上山市キャリアスタート(7月1日~3日)
今年も上山市の中学生が職場体験に来てくれました。
はじめの仕事は土器洗いから。
村山市の羽黒神社西遺跡から出土した、縄文土器に挑戦してもらいました。
7月の下旬から、子どもミュージアム向けの展示に模様替えしますので、そのお手伝いの様子です。
土器を大事に抱えて棚に並べていきます。
今日は『山形城三の丸跡』の整理作業現場におじゃまして接合作業を体験しました。
接合できるかけらを見つけるのは難しいことを痛感しました。
最終日は、勾玉作りの講習会です。
再生琥珀の材料をひたすら削ります。
滑石よりも堅く小さいので、作業は大変でしたが、
自分だけの宝物ができました。
山形県立米沢興譲館高等学校SSH事業(8月9日)
8月9日に米沢興譲館高等学校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環で
センターでの講義が行われました。
センターの整理作業の様子を見学しました。
細かな仕事に感心していました。
『社会と科学~埋蔵文化財から人類の過去に迫る』と題した講義を行いました。
考古学で活用される科学技術についてセンター職員がお話ししました。
実践体験として赤外線カメラでの文字資料の観察と木製品の保存処理を学んでもらいました。
写真は出土した木製品と保存処理後の木製品に実際に触ってもらった様子です。
その感触の違いに保存処理の必要性を感じてもらえたようです。
センター見学:上山市南小学校(5月1日)
5月1日に上山市南小学校の5年生が114名が遠足で
センターの見学にきました。
縄文時代の生活のお話を真剣に聞いています。
センターでどんな仕事をしているのか、実際の作業の様子を見学しました。
まるでパズルのように土器を組み立てていく作業を紹介しました。
展示室では土の中から出てきた土器や石器を見ながら、
みんな熱心にメモをとっていました。
縄文服と石槍で縄文人に変身です。
みんな昔の生活の様子をしっかりと勉強していってくれました。
体験学習:東根市立第二中学校(10月27日)
10月27日に東根市立第二中学校の文化祭で文化体験講座として
埋文センターの体験学習を行いました。
青空のもと、勾玉作りをしました。
当時勾玉がどういったことに使用されていたのかなどの説明を行いました。
実際に勾玉をつくりはじめると、みんな真剣です。
自分のこだわりを上手に出そうと、手を真っ白にしながら作りました。
火起こし体験も行いました。
さすが中学生です。あっという間に火があちこちでついていました。
職場体験:県立村山特別支援学校高等部(10月17日~24日)
県立村山特別支援学校高等部の1年生2名がセンターで職場体験を行いました。
遺物を保護するための綿座布団をつくってもらいました。
段々慣れて、たくさんの座布団をつくっていただきました。
出土した遺物の洗浄作業では、一つ一つ丁寧に洗ってくれました。
センターのイベント速報会のポスターの発送作業です。
厚い紙をきれいにおるのに一苦労です。
6日間色々な作業を真面目に頑張ってこなしてくれました。