山の中腹ある調査区(B・C区)の遺構を検出しました。遺構に白線を引きました。
検出した遺構を掘り始めました。
先週、火山灰の出た大溝の最下層です。大量の土器が出ております。
その大溝の断面です。火山灰の白い帯が確認できます。
遺物が大量に出てくるのも一段落しました。更に深く掘り進め調査を続けていきます。
古墳時代の川跡(SG1048)掘ったところ、北側に遺物が集中して出土しました。川の流れによって、遺物が溜まりやすい場所だったことが考えられます。
川跡(SG1048)から出土した土師器の甕です。
先週から調査を行っている井戸跡を掘り終えました。冷たい水が今も沸いてきます。
ST20001竪穴住居跡精査作業 古墳時代の竪穴住居跡の床面を少しずつ下げ、床面の施設を検出しています。
ST20001出土土師器 古墳時代の土師器です。鉢でしょうか。
ST20001出土須恵器 古墳時代の須恵器が出土しました。蓋のようです。
A区と呼んでいる調査区を完掘しました。たくさんの縄文土器や石器が出土しました。
住居跡と考えられる遺構を掘り下げた所、中央から土器が出土しました。立てられた状態で埋められています。
大きな溝跡からは昨年度と同様に白い火山灰が出てきました。
火山灰が出た溝跡からは硯が出ています。文字を書ける人が付近にいたことを示すものでしょう。
浅い溝が数条検出されました
塚状遺構を掘り下げた状態です。盛土の中から近代の磁器が出土しました。この塚は近代の盛り土と考えられます。
A区平安時代の掘立柱建物跡です。確認できた柱跡6つのうち、5つに柱が残っていました。建物は調査区の外に広がっていますので、正確な規模はわかりません。
C区古墳時代の竪穴住居跡が壁面にかかっているため、拡張して広がりを確認しました。その結果、一昨年の調査で確認した、竪穴住居跡の可能性がある遺構と同一であることが判明しました。
お盆休みに入るため、調査区出入口にロープを張りました。
今週は、山の中腹にある調査区の面整理を行いました。これから昔の人々が生活していた跡を探していきます。
塚状遺構の掘り下げを始めました。どの様な遺構なのか、楽しみです。
ラジコンヘリによる空中撮影を行いました。手前の農道の側が今年度の調査区になります。
空中撮影後、調査を再開しました。白い火山灰がビッシリと出てくる溝を掘っています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research