「清水遺跡(1)第2次」カテゴリーアーカイブ

清水遺跡(1)2次(8月22日~8月26日)


竪穴住居跡の土層の堆積状態を確認しています。


検出した遺構の平面図を作成しているところです。
発掘調査は掘るだけでなく、正確な作図作業がとても重要になります。


こちらは遺構の高さを記録しているところです。
今年から、初めて発掘調査に参加した作業員の皆さんも、
だいぶ作図作業に慣れてきました。


清水遺跡(1)2次(8月8日~8月11日)


今週は35℃を越える猛暑の中での作業になりました。
黒ボク層の上面で検出した遺構を精査した後、
さらに慎重に掘り下げていきます。


9世紀代の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)です。
白色の土は10世紀初めに噴火して積った火山灰と思われます。


別の住居跡からは、土器がひっくり返った状態で出土しました。


清水遺跡(1)2次(8月1日~8月5日)


今週は快晴の夏空の下、順調に作業を進めることができました。
黒ボク層の上面で検出した遺構を掘り下げ、図面を作成します。


黒ボク上層の図面作成後は、更に掘り下げて下層の遺構を探していきます。


別の場所では何かを燃やした痕跡をもつ土坑を検出しました。
底から大量の炭が出土しています。


清水遺跡(1)2次(7月25日~7月29日)


今週は突然の雨に悩ませられながらの調査になりました。
斜面すその調査は雨水がしみでてくるため、常に排水しながらの作業になります。


遺構の断面図をとる作業をしています。
ここも雨水がしみでてくるため、水をくみだしたら、
すばやく図面をとらなければなりません。


週末には新しい調査区の調査に入りました。
こちらの調査区では住居跡がいくつか検出されており、成果が期待されます。


清水遺跡(1)2次(7月19日~7月22日)


今週は台風6号が接近し、強風のなかでの調査となりました。
斜面のすそ部分で検出した溝跡の調査を進めています。


土坑を調査しています。60cm程度の深さがあるので、
腹ばいで腕をのばしての作業になります。


土坑の断面を測量し、図面をつくっています。


清水遺跡(1)2次(7月11日~7月15日)


今週は毎日、猛暑日の中での作業となりました。
本格的な調査に入るにあたり、作業員の皆さんに遺構の掘り方や図面の取り方、
作業の手順についての説明をしています。


掘り終えた遺構を測量し、方眼紙に記入して行きます。
日差しが強く、方眼紙のマス目が見えないので、ビーチパラソルで日陰を作っています。


清水遺跡(1)2次(7月4日~7月8日)


今週も梅雨空の下での作業が続きました。
低地では水がたまり、泥にぬかるむ中での調査になります。


低地からは去年調査されたものよりも古い溝跡が発見されました。


遺跡全体を把握する調査が終わり、これからは遺構の個別調査に入ります。
まずは土坑を半分掘り下げ、土の堆積を調べていきます。


清水遺跡(1)2次(6月13日~6月17日)


今週は過ごしやすい天気が続きました。
遺構を検出するために黒土を掘り下げます。


谷になっている部分に黒土がたまっていました。
堆積状況を調べるため、十字に畦を掘り残しながら調査を進めています。


黒土の中から遺物が出土しています。
棒の立っているところが遺物の出土した場所です。