「置賜地方」カテゴリーアーカイブ

石畑遺跡(7月10日〜7月14日)


調査区の南端の遺構検出をしました。最近作られた畑の畝が多数あります。ほとんど近年の攪乱のようです。


調査区の北(A区北側)の遺構の状況です。しばらく調査区の南(B区)の作業をしていましたが、ほぼ精査が終わり、検出のみ行っていたA区北側の作業に移っていきます。


山ノ下遺跡(7月3日〜7月7日)


先週まで掘っていた範囲を完掘しました。今週の水曜日からは更に北側へと調査区を拡張します。


今週拡張した調査区には大きな桑の木が二つもありました。作業員さん達が手際よく、あっという間に枝を切り落としました。


新たに北側に拡張した部分です。黒い色をした土の部分が遺構となるところです。


下叶水遺跡(7月3日〜7月7日)


調査区北東部の精査状況です。先週に続き、埋設土器の半截と記録作業を行ないました。


埋設土器の断面図を作成している様子です。土器の埋まり方や土の堆積状況を1/10スケールで記録します。


沢跡から磨製石斧と穴を開けたと思われる石製品(RQ270)が出土しました。


天王遺跡(7月3日〜7月7日)


日曜日の雨で溝にはたっぷり水が溜まっていました。排水にほぼ一日かかりました。


土坑から円形の板が出土しました。土の堆積の様子から、この土坑は一気に埋められたようです。


前にお伝えした大きな板碑と2基並んだ板碑の近くの水路に、板碑が石組みに転用されていました