調査で使用した機材や出土遺物をトラックに積み込んで、今年度の調査は終了です。
11月30日で今年度の調査を終了しました。
発掘作業員さん、地域の皆さん、関係者のご協力ありがとうございました。
調査で使用した機材や出土遺物をトラックに積み込んで、今年度の調査は終了です。
11月30日で今年度の調査を終了しました。
発掘作業員さん、地域の皆さん、関係者のご協力ありがとうございました。
ラジコンヘリを飛ばし、上空から調査区全体を撮影しました。
東から撮影した写真です。
天気に恵まれ、遺跡周辺の浮沼集落、雪化粧した葉山もキレイに見えます。
SG6河川跡の現状です。
土を運ぶキャリアダンプの道部分を除いて掘り上げました。
写真撮影に向けて、遺構が集中する部分を優先に掃除を開始しました。
6,000㎡という広範囲の掃除はとても大変です。
大型の遺構(26号掘立柱建物跡)は、組立式のタワーの上から撮影します。
高い所から撮影すると、改めて遺構の大きさ・形がわかります。
雨の日が続き、毎日排水作業から1日が始まります。
11日(日)に現地説明会を開催いたしました。
80名以上の方に調査成果をみていただきました。
SG6河川跡の調査は、土層確認ベルト部分のみとなりました。
まもなく完掘です。
SG6河川跡出土の須恵器です。壺のような形をしています。
体部下半に突起物が1個ついています。
杷手(とって)のようなものがついていたのでしょうか?
こちらもSG6河川跡から見つかった遺物です。桜の皮だと思われます。
皮を加工したもので、くるくると丸まった状態です。
おそらく、曲物(まげもの)をつくる材料として加工されたものだと考えられます。
これまで調査してきたSG6河川跡と並行して、SG50河川跡の掘り下げも行いました。
SG6に比べ、遺物の出土は少ないようです。
SG6河川跡から見つかった遺物です。
今週も人形(ひとがた)がみつかりました(手前右側)。
縦17cmで、以前見つかった物(縦26cm)に比べると、小さいサイズです。
SG6河川跡からみつかった木製品で、ツチノコと考えられます(長さ18cm)。
ツチノコは、蓆(むしろ)などを編む時の錘(おもり)です。
中央部分を細く削り、そこに巻きつけて使用するようです。
図面作成を行っています。
規則的に配置されたと考えられる遺構の断面(遺構の掘り方・深さ)や、遺構間の間隔などの情報を図化します。
SG6の精査を引き続き進めています。
今週も土器や木製品が多数見つかっています。
SG6河川跡から見つかった木製の横槌(よこづち)です。
縦35cm、幅7cmで、ほとんど壊れていない状態で見つかりました。
SG6河川跡の掘り下げを進めています。
今週も完形の土器や木製品が多数見つかっています。
写真撮影や図面作成も忙しいです。
SG6河川跡から見つかった人形(ひとがた)という木製品(縦26cm、横2.5cm、厚さ2mm)です(写真上部が頭)。
名前の通り、人の形を表したものです。
先週見つかった鳥形木製品と同じで、おまじないで使用されるものと考えられています。
SG6河川跡を引き続き、調査しています。
今週も、土器や木製品が見つかっています。
遺物がどのように出土したのか、図面や写真などで記録する作業も並行して進めています。
SG6河川跡から見つかった木製のさじです。
写真ではわかりづらいですが、(先端が)僅かへこみがあります
SG6河川跡から見つかった鳥形木製品です。
名前の通り、鳥(側面から見た姿)の形を表したものです(左側が頭、右側が尾)。
掘立柱(ほったてはしら)建物跡と考えられるピットの配置が確認されました。
直径60~70cmのピット(穴)が約1.8mの間隔で並んでいます。
これから掘り下げて、深さや堆積した土などを観察していきます。
SG6河川跡の掘り下げを続けています。
土の違いを確認しながら慎重に掘り下げます。
水が湧き出す砂層になると、比較的壊れていない土器が見つかるようです。
SK34土坑の精査をしています。
十字状に土層確認ベルトを残したところ、中央付近に土器がみつかりました。
どのように土や土器が埋まったのか観察しています。
SK34土坑を上から撮影しました。
直径約70cmの範囲に須恵器甕の破片が集中しています。
意図的に埋められていることが考えられます