森の原遺跡3次(7月9日~13日)


西側の調査区(2区)より、同じ原石で作られたと思われる石器、
それもカケラと作りかけの石器が4点、約1mの範囲から出てきました。


作りかけと思われる石器です。
石器は、石や鹿の角ハンマーでたたくことによって作られます。
同じ原石と思われるカケラは、この作りかけの石器とくっつくかもしれません。


2区の北端には、中世のころとみられる湿地が拡がっていました。
湿地の縁には、たくさんの杭が打ち込まれていました。
何のために杭を打ち込んでいたのかは、まだ不明です。


2区で発見された湿地の中から、「元祐通寶」という鎌倉~室町時代に使われた古銭が出てきました。