C-2区で見つかった2つめの井戸跡です。
底までの深さは2mを超えました。石組みが見事です。
D-2区の調査も完了に近づきました。
3棟見つかった竪穴住居跡の中でも、調査区中央部の住居跡からは、
土器片などの遺物が多く出土しました。
その住居跡北東部(前の写真左下)の土坑から出土した土師器の杯です。
ほぼ完全な形をとどめており、内側が黒くなっているのがわかります。
D-1区に隣接するD-2区東部にある直径約1mの大きな柱穴跡には、
全て直径約50cmの礎石が入っていました。
南北方向に4つずつ、2列見えています。大型の建物があったのでしょうか。