山形城三の丸跡11次(9月24日~28日)


B-3区は、遺構の掘り下げがほぼ終わりました。
石組の炉の跡(写真中央左)や、
陶磁器の破片と炭が多く出土した土坑(大きな穴)などが見つかりました。


東隣のB-2区では、2基見つかった井戸跡の精査が進んでいます。
その1つでは、地表から約2mの深い場所でほぼ完全な形の陶磁器が出土しました。
薄緑色の釉薬がかけられた瀬戸焼の皿のようです。


同じ井戸跡からは、古銭も出土しました。
上の部分が欠けていますが、「永楽通宝」であることがはっきりわかります。