羽黒神社西遺跡(6月9日~13日)


調査区の北西から撮影した、パノラマ写真です。
今週で調査区を覆っていた表土の除去が終わりました。


表土を取り去ったあと、調査区の壁の整形や切り株の周囲に残った土の除去などをしています。


4区の南側でも、縄文土器や石器が集中しているのが発見されました。
土器や石器の上にかぶっている土を丁寧に除去して、
土器や石器が散らばっている状況を調べています。


4区の遺物集中で見つかった土器片です。
これは、縄文時代中期の深鉢形土器のふちの部分にみられる、
かざり模様の一部です。なんだか、「耳」のような形をしていますね。


調査区内にはスギやマツなどの切り株が多く、
切り株の周囲の土を取り除き、また切り株自体を取り除く作業をしています。