八幡西遺跡(12月12日~12月16日)


発掘区に分布する土層の重なりや広がりを把握するため、複数の地点で観察用の試掘坑(トレンチ)を掘りました。写真のトレンチでは、黒い有機物層の中に立ち木がそのまま残り、上の方は腐って痕跡化しています。地層の年代を調べる有力な試料になりそうです。


発掘作業も今週で全て終了し、撤収に向けて機材の梱包を行いました。7か月に及ぶ調査でしたが、道具の多さがそれを物語っています。


最後まで身を粉にして働いてくださった作業員の皆さん、本当にありがとうございました。おつかれさまでした。