E区の川跡を拡張して掘り下げました。調査が大詰めのため、雨の日でも作業を行いました。
D区とE区の全景写真です。今年度の加藤屋敷遺跡の現地調査は、24日(金)をもって無事終了しました
E区の川跡を拡張して掘り下げました。調査が大詰めのため、雨の日でも作業を行いました。
D区とE区の全景写真です。今年度の加藤屋敷遺跡の現地調査は、24日(金)をもって無事終了しました
E区の川跡の全景です。だいぶ蛇行しているようで、南西側(写真手前)も掘り下げていくことになりました。
川跡から出土した曲物です。
C区の真ん中付近で土器片の下を掘ったところ、合せ口甕棺が出土しました。
先週に引き続き、E区の川跡を掘り下げています。川の幅は4m〜7mあります。
川跡からは、完全な形の土師器・須恵器が、さらに数点出土しました。中には、文字の書かれた土器も含まれています。
川跡から出土した、曲物(まげもの)の底の部分と思われる丸い板です。このような木製品もたくさん出土しています
空撮のために、各調査区を丁寧に掃除しました。
11月1日に空撮を行いました。天気にも恵まれました。翌日、A〜Cの各調査区の写真を撮影しました
E区の河川跡のトレンチです。以前墨書土器が出土した周囲を少し掘り下げたところ、たくさんの土師器片・須恵器片・木製品などが出土しました。さらに、遺物が増えることを期待しています。
10月27日(金)に調査説明会を行いました。朝方に雨が降り、足元の悪いなかにもかかわらず、参加していただいた皆様ありがとうございました。
説明会で展示した遺物の一部です。
B区の溝跡(SD4)を精査したところ、方形周溝状の遺構であることがわかりました。何のためにつくられたものか、さらに調査を進めていきます。
E区の河川跡にトレンチを設定し、掘り下げ始めました。平安時代のものと思われる須恵器片など、遺物が多く出土しています。
今週は秋晴れに恵まれた日が多かったのですが、朝晩、大分寒くなってきました。周囲の山々も徐々に色づき始めています。
D区の竪穴住居跡(ST20)の検出状況です。南西側(写真右下)で大きな須恵器片が密集して出土しています。隣接して、北東側(写真左上)には土坑と思われる遺構(SK19)もあります。
C区の竪穴住居跡(ST13)カマド付近の写真です。これまで検出した加藤屋敷の住居跡は、土師器片や須恵器片などの出土遺物から、すべて奈良・平安時代のものと考えられます。
B区の溝跡(SD2)です。図面や写真等の記録作業が終わったため、残しておいた土(ベルト)を掘り下げていきます。
D区で新たに検出された住居跡です。D区内では3つの住居跡が見つかっています。南側(写真右)と西側(写真下)の方に、柱跡が並んでいます。
C区で検出された住居跡の一部と思われる遺構です。ここでは、須恵器片がまとまって出土しました。遺構の残り部分は、隣にある用水路の下に続いているようです。
現在D区では主に、遺物が含まれている層をどんどん掘り下げています。砂層で水分が多く、作業員さんも大変です。
D区の住居跡(ST5)のカマドと思われます。土が焼け、赤茶色になっている部分を丁寧に掘っていきます。
調査も後半に入り、遺構精査と図面記録の作業が忙しくなってきました。これは、C区の住居跡(ST13)を掘り下げているところです。
遺構を図面に記録し、特徴を細かく書いていきます。
C区のSX16から木簡が出土しました。文字は確認できていませんが、荷札等に用いられたものと考えられます。
以前ご紹介した、D区の東側角の地区を精査したところ、住居跡(ST5)であることがわかりました。床の部分には、粘土が貼ってあるようです。
先ほどの住居跡(ST5)のすぐ隣からも、土器の大きな破片が出土しています。