朝の沼田2遺跡です。
掘り下げた遺構を縁取るように霜が降りています。
寒さが厳しくなり、発掘調査も最終週になります。
もうひと頑張りです。
記録作業も大詰めを迎えました。
記録が抜けている所がないか、再確認しながら仕上げていきます。
半年間お世話になった調査事務所ともいよいよお別れです。
道具洗いや手作りした踏み台の解体など、片付け作業に入りました。
沼田2遺跡と八合田遺跡の説明会を、作業員に行いました。
長期間の発掘調査にご協力いただきありがとうございました。
無事発掘調査終了です。
すっきりとした青空のもと、最後の遺跡全景写真撮影に向けて掃除をしました。
雨などで汚れた土をジョレンを使ってきれいにしていきます。
ラジコンヘリによる空中撮影を行いました。
作業員の皆さんも興味深々の様子で、
作業しているヘリをみんなで見上げています。
タワーを建てて調査区の全景写真撮影を行いました。
濃い霧の中での撮影でしたが、黒色土が広がる調査区に
掘り下げた遺構が黄色に浮かび上がり、
これまでの作業が思い出されました。
11月20日(土)には発掘調査説明会を行いました。
多くの皆さんが参加して下さり、出土した遺物や調査区を見ていただきました。
陥穴(おとしあな)と思われる遺構を完掘しました。
底には獲物(動物)を仕留めるために尖った木を仕掛けた、
逆茂木(さかもぎ)の跡が確認できました。
溝跡から土器の破片が出土しました。
東から西へ検出された溝跡で、
西側の方から土器が多く見つかっています。
不安定な天気が続く中、遺跡の上にきれいな虹がかかりました。
虹に励まされながら、雨にも寒さにも負けずに残りわずかとなった調査に臨みます。
11月に入り冷たい風が体にしみいるようになってきました。
調査区から見える葉山も雪化粧しはじめました。
防寒対策をきっちり行い、作業にのぞみます。
写真等の記録をとるために、遺構をきれいにする作業も忙しくなってきました。
色々な道具を駆使してきれいに掃除をしていきます。
柱穴と思われる遺構です。
調査区の北側では同じような柱穴がいくつか確認されました。
調査区の北側では、
写真手前から奥の方に等間隔に並んだ、
深い土坑が5基確認されました。
動物を捕えるための陥穴(おとしあな)と考えられます。
5基のうちの一つの土坑(陥穴か?)です。
半截すると長方形の形をしているのがわかりました。
久しぶりに天気が良かったこの日、
青空とうろこ雲が遺跡の上に広がりました。
調査もいよいよ残すところあと1ヶ月です。
河川跡のなかで検出された遺構を掘っています。
赤い焼土を含む遺構です。
河川跡を全体的に掘り下げる前に、
なかで検出された遺構部分の記録をとっていきます。
先週に引き続き溝跡の精査作業を行いました。
竹串のラインを目印に地層ごとに掘り下げていきます。
北側で検出した土坑は深いものもあり、腹ばいになって掘り下げています。
調査も終盤にはいり、平面図の記録作業も忙しくなってきました。
いくつかのペアで並行して図面をとっていきます。
今週は北側で検出された溝跡の精査作業を行いました。
土層を観察するために部分的に掘り下げていきます。
溝跡からは縄文土器等の遺物が出土しました。
記録を取るために遺物を残しながら掘っていきます。
調査区からは葉山が一望できます。
葉山に見守られながら、調査もいよいよ終盤に差し掛かってきました。
今週も引き続き遺構の精査作業です。
調査区の周辺では稲刈りがはじまりました。
長らくシートをかけていた所は、泥をかぶったり苔やカビが生えてしまいました。
表面をきれいにしてから遺構の精査作業に入ります。
徐々に出土する遺物が増えてきました。
出土した遺物の地点は、座標をとって位置を記録します。
今週も先週に引き続き遺構の掘り下げを行いました。
調査区の北側に移るにつれ、遺構の数も多くなってきました。
掘り下げた遺構は写真と記録を取ります。
写真を撮る前に遺構の中と周囲を丁寧に掃除します。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research