発掘調査終了前日、あいにくの雨となりました。
終了当日は機材の撤収のみとなるため、雨の中最後の調査を行いました。
最終日は幸い晴れました。
半年以上お世話になった調査事務所をきれいに掃除し、
機材を運び出します。
半年間お世話になった現場と作業員の皆さんです。
長い間、本当にありがとうございました。
11月21日(日)に発掘調査説明会を行いました。
天気にも恵まれ、100名を超す方々に来ていただきました。
写真は掘立柱建物跡の説明をしているところです。
斜面の住居跡から土師器や須恵器が出土しました。
完全な形の須恵器も見つかっています。
ラジコンヘリを使っての空中写真撮影を行いました。
いよいよ発掘調査も残すところ二日となりました。
寒くなりましたが、がんばっています!
霧の朝です。
幻想的な雰囲気ですが、測量機器を使うには少し苦労しました。
複数の住居跡が重複しています。
平面では新旧関係が大変わかりにくく、
断面を確認しながら掘り下げています。
写真の土坑のなかには、火山灰がこんなに分厚く積っていました。
調査も残り3週間になりました。
遺構の掘り下げ・図面の記録・写真撮影などを
急ピッチで進めています。
竪穴住居跡には、貼床(はりゆか)という、
土の床を固く踏み固めた跡が見られます。
その一部を掘り下げて、状況を調べています。
住居跡の床面から、須恵器の坏がまとまった形で見つかりました。
これらの発掘調査の成果を、
11月21日(日)午後2時からの調査説明会でもご紹介いたします。
ぜひ足をお運びください!
発掘調査事務所の駐車場から、
きれいな虹が見えました。
平安時代の竪穴住居跡です。
柱の跡、カマドの跡もきれいに残っていました。
カマド跡です。
上の部分は壊れています。
赤く見える土は、焼けてしまった土です。
発掘調査はいよいよ佳境に入ってきました。
調査区内には竪穴住居跡がたくさん見つかっています。
カマド跡の周りなどは特に慎重に調査を進めています。
住居跡の柱穴と思われる遺構を掘り下げたところ、
柱痕らしきものが見られました。
きれいな円形になっています。
数多くある住居跡の精査が進んでいます。
今日もカマドの跡からたくさんの土師器の甕や杯が出土しました。
別の住居跡からは完全な形の土師器の杯が出てきました。
住居跡を掘り下げると、いろいろなものが出てきます。
写真はカマドから土師器の甕や坏がまとまって出土した状況です。
また、別の住居跡からは鉄製の刀子(とうす)が出土しました。
遺構精査がすすむと、その都度記録作業も大忙しです!
調査も遺構を掘り下げる段階に入りました。
ここでは複数の竪穴住居跡が重なっているため、慎重に調査を進めています。
並行して遺構の記録作業も行なっています。
これは竪穴住居跡にある土層の状況を図面に記録しているところです。
隣のB区からは、1mを超える深さの溝状遺構を掘りました。
動物を捕まえる「落とし穴」だったのでしょうか。
今週は、A区の遺構検出が終わり、写真撮影を行いました。
A区では、建物の柱跡や、竪穴住居跡などが見つかっています。
B区では、遺構の掘り下げも始まりました。
今後、遺構の記録・調査を進めていきます。
ゴルフ場への道路北側の調査区から、何らかの穴と思われる遺構が見つかりました。
詳しく調べるため、底まで掘り進めていくことにしました。
ゴルフ場への道路をはさんで南側の調査区です。
ここからは、多数の土師器片・須恵器片だけでなく、住居跡がでています。
今週も新しい住居跡が見つかりました。
あわせて10棟以上検出されています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research