調査の実質最終日に調査した古墳時代の形の整わない落込みから、土師器片とともに須恵器坏身が出土しました。
調査の最終日、遺構を覆うシートの重しとして使っていた大量の土嚢を破り、土を調査区内に戻しました。この作業で、調査の全日程が終了しました。
調査の実質最終日に調査した古墳時代の形の整わない落込みから、土師器片とともに須恵器坏身が出土しました。
調査の最終日、遺構を覆うシートの重しとして使っていた大量の土嚢を破り、土を調査区内に戻しました。この作業で、調査の全日程が終了しました。
今週も雨の中での調査が続きました。E区の柱穴の精査と記録作業の様子です。調査日程も大詰めを迎えています。
井戸になるのではと期待されていた大型土坑ですが、残念ながら井戸にはなりませんでした。
大型建物SB1001は掘り方の断ち割りに入りました。9月までの調査結果と同じく、30cm弱の柱痕跡が確認されています。ただし、底面までは浅く、この地が大きく削平されたことが窺えます。
今週は、ほとんどが雨の中での調査となりました。記録作成にはテントが威力を発揮します。風がなければの話ですが・・・
柱穴群は全体の掘り下げでアタリの有無を確認後、半截して底面まで下げ、断面図作成の撮影、ポイント測量を経て、完掘作業、平面図作成用の写真撮影と続きます。F区の柱穴は一部を残して完掘作業に入っています。
SB1001の新たに検出した掘り方の精査にはいりました。
2間×6間の大きな建物です。2間×4間のSB1002と軸線を同じくしており、計画的な配置が読み取れます。
この土坑からは平安時代の初め頃の須恵器と礎板が出土しました。
E区で大形の土坑が検出されました。平安時代の土器を含んでいます。井戸になる可能性もあります。
E区拡張部分の表土除去後、ジョレンを使って掘り下げ遺構の検出作業を行いました。この作業と並行し、検出した遺構の分布図を作る作業も行いました。
刈り取りの終わった遺跡周辺の水田に、今年も『冬の使者』白鳥がやってきました。
終日、落ち穂を啄んでいました。
F区の遺構検出が終わり、水路を挟んだ西側、E区の遺構検出作業に入りました。平安時代の柱穴と古墳時代の土器を含む
落ち込みが検出されています。
建物の規模が不明だったSB1001は桁行6間、梁行2間の大きな建物であることが分かりました。
F区の表土除去が終わり遺構検出のための面整理作業を行っています。地山との境界付近で平安時代の土器片が多く出土しました
2期工事区内を対象として調査が再開されました。工事用道路となっていたため、重機を使い、路盤の撤去と表土除去を行っています。秋晴れのもと出羽富士と呼ばれる鳥海山もくっきりと望むことができました。
表土除去の終わったところから、遺構を検出するための面削り作業に入りました。今までのところ、柱穴が数基確認されています。
F区では古墳時代の遺物が出土するところが数カ所見つかっていましたが、最終的には遺構ではないと判断されました。
当初予定した調査の最終日を迎えました。今回の調査で見つかった大きな掘立柱建物跡です