ST2001出土遺物 古墳時代の竪穴住居跡ST2001から出土したほぼ完形の土師器壷と磨石2個です。磨石には赤褐色の顔料のようなものが付着していました。
ST2001完掘状況 古墳時代竪穴住居跡ST2001を完掘したところです。
ラジコンヘリによる空中写真測量を行いました。
機材撤収 8/31で興屋川原遺跡の現地調査が終了しました。今後は整理作業に移ります。
ST20001竪穴住居跡精査作業 古墳時代の竪穴住居跡の床面を少しずつ下げ、床面の施設を検出しています。
ST20001出土土師器 古墳時代の土師器です。鉢でしょうか。
ST20001出土須恵器 古墳時代の須恵器が出土しました。蓋のようです。
A区平安時代の掘立柱建物跡です。確認できた柱跡6つのうち、5つに柱が残っていました。建物は調査区の外に広がっていますので、正確な規模はわかりません。
C区古墳時代の竪穴住居跡が壁面にかかっているため、拡張して広がりを確認しました。その結果、一昨年の調査で確認した、竪穴住居跡の可能性がある遺構と同一であることが判明しました。
お盆休みに入るため、調査区出入口にロープを張りました。
C区の遺構配置図を作成するために、平板で測量をしました。打ち合わせ、確認をとりながら測量します。
今週から遺構の掘り下げ作業に入りました。断面を残しながら慎重に掘り進めます。
8/2に二組の親子が発掘調査の見学と体験に来ました。初めての遺跡の調査に参加し、新鮮な体験であったようです。
平安時代の溝跡から平安時代の土師器が2点出土しました。非常に似ています。完形に近い状態なので、同時に溝跡に廃棄されたものと見られます。
A区遺構検出状況。A区では平安時代の溝跡や柱穴が検出されました。
A区遺構配置図作成作業。平板で遺構を測量をして配置図を作成します。
C区遺構ライン引き。石灰を水で溶かしたもので遺構のラインを引きます。
C区ST2001竪穴住居跡。古墳時代の竪穴住居跡が1棟検出されました。
A区は低湿地であるため、木製品の保存状態が良いようです。平安時代の斎串(ゆぐし)が出土しました。他に曲げ物の底板や、木材片も出土しています。
A区で検出された溝跡です。覆土に十和田aと推測される灰白色火山灰が混入していることや、出土遺物から、10世紀前半頃の溝跡と見られます。
鋤簾(ジョレン)による面整理。今週から面整理作業に入りました。
基準点測量とグリッド杭を設置しました。
重機による表土掘削。A区の表土掘削作業です。7/11に重機による表土掘削作業が終了しました。
A区全景。表土掘削が終了したC区全景です。
A区は表土から遺構検出面まで深いので、崩れやすい上部盛土層を土嚢を積んで補強しました。
C区全景。表土掘削が終了したC区の全景です。
A区表土掘削作業。工事用道路の砕石を除去した後、かつての水田の耕作土を1mほど下げると遺構検出面です。
C区表土掘削作業。週の後半は雨天続きで、朝には調査区が冠水します。そのため最初の仕事は排水作業です。
重機による表土掘削作業。昨年度まで工事用道路として使用していたところが本年度の調査区です。ダンプに踏み固められ、非常に硬くしまり、砕石の掘削作業は非常に手間がかかりました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research