「クグノ遺跡」カテゴリーアーカイブ

クグノ遺跡(6月22日~6月26日)

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いよいよ最終週です。完掘の全景写真を撮るために、丁寧に遺構面の掃除をしました。雨が降ったらやり直しなので、梅雨空を見上げながらの作業です。

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6月25日快晴、乾燥しすぎず良い状態で撮影ができました。北東から南西に向かって、幾条もの溝跡が見えます。しかしどうやら、クグノ遺跡の中心部は、もっと北側(右手)にあるものと考えられます。

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6月26日に調査を無事終了しました。調査に携わったメンバーです。雨の日も暑い日も熱意とパワーで乗り切ってくれた作業員の皆さん、大変お疲れ様でした。最後に、関係者の方々・現場に足を運んで下さった皆様に、感謝申し上げます。


クグノ遺跡(6月15日~6月19日)

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調査もあと残すところ2週間となり、いよいよ一番奥(3区)の精査に入りました。今週は雨にたたられ、ブルーシートの上にも下にもだいぶ雨水が溜まっています。

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3区からは規模や向きの違う溝跡が多数見つかりました。これは比較的深くて短い溝跡で、平安時代の須恵器の破片が出土しています。

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今回の調査では、初めて発掘に参加した作業員も多かったのですが、遺構掘りのコツがつかめてきたようです。


クグノ遺跡(6月8日~6月12日)

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今週は、2区(真ん中の調査区)の遺構掘り下げを行いました。手前の1区では、パラソルの下で遺構平面図を作成しています。

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1区の遺構の平面図を作成しているところです。調査区に水糸で方眼を作って計測し、方眼紙の上に遺構の平面形を写し取っていきます。


クグノ遺跡(6月1日~6月5日)

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週の前半で、調査区全体の遺構検出を終了しました。その後、手前の1区から遺構の掘り下げを始めたところです。

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奥の調査区(2区)の遺構検出の様子です。溝跡が数条と小さいピット(穴)が多数見つかりました。河川跡や湿地跡と見られる部分もあります。

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1区を横切っている溝跡です。溝の底には小さな石がたくさんあり、溝にそって柱か杭の跡が見られます。時期は今のところ不明です。


クグノ遺跡(5月25日~5月29日)

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今週は主に面整理作業を行い、全体の3分の2が終了しました。手前の調査区(1区)は,残念ながら畑作等のため遺構が壊れているところが目立ちます。

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2区では、建物の柱跡と見られるものや溝跡などが見つかりました。残念ながら土師器片や陶磁器片が少量出土するのみで、遺跡の詳しい時代はまだ分かりません。

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火曜日、「天童市西沼田遺跡公園」の皆さんが見学に来て下さいました。西沼田遺跡は、国指定の史跡で約1,500年前(古墳時代)の農村集落跡です。現在、復元展示や様々な古代体験活動などを、意欲的に行っています。


クグノ遺跡(5月18日~5月22日)

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月曜日から、バックホーを使って遺跡表面の土を取り除く作業を開始しました。何が現れるかドキドキの作業です。 ところで画面奥は、天童市スポーツセンター野球場です。今週は「東北楽天ゴールデンイーグルス・2軍」の公式戦をやっています。

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重機で表土を取った後、さらに平らに削っていくと、微妙に土色の違う部分が見えてきました。これが昔の人の生活痕の手がかりです。楕円で囲った部分と周りとの土色の違いが見えますか? とても微妙な差でした。頭を悩ませつつ、慎重に調べています。

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表土除去が済んだ所からブルーシートで覆い、遺跡を保護しました。この写真は調査事務所の2階から撮ったものです。ここから毎日決まった時間に、調査区全体を撮っています(定点観測)。続けて見ると調査の進み具合が分かります。先週はまだ草地でした。これからも毎週1枚ずつ紹介しますので、ご注目下さい。


クグノ遺跡(5月11日~5月15日)

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調査事務所の準備も整い、5月14日クグノ遺跡の発掘調査開始です。
遺跡は、天童市と寒河江市・大江町を結ぶ交通量の多い県道沿いに
位置しています。

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調査区を西側から一望しています。県道拡張に伴う調査のため、
道路沿いに細長く発掘調査を行います。画面奥が天童の市街地です。

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スコップで調査区の周縁を掘り下げ、遺構がある面までの深さを確認しました。
15~25㎝程と浅い様です。