D-1区西部の竪穴住居跡の調査に着手しました。
十字のベルトを残して、土の様子を確認しながら慎重に掘り下げます。
D-1区の竪穴住居跡西側にある、大型建物跡と思われる柱穴です。
底にはいずれも直径約1mでそれぞれに50~60cm大の礎石があります。
C-1区では先週掘り下げた土坑をさらに掘り下げました。
現れた石の列の下にまだ石があります。
D-1区の遺構の精査(掘り下げ)は、東部から西部へと順調に進んでいます。
東部では遺構平面図作成など、記録作業に入っています。
C-1区では、検出した遺構の精査を開始しました。
土の色を見ながら、慎重に掘り下げていきます。
C-1区で検出された直径約3mの土坑(穴)です。
掘り下げると、その中央部に30~50cm大の石が円形に並んでいるのが見つかりました。
今週から新たにC区の一部が発掘に入りました。
重機で表土を削っています。
D区。台風の接近に備え、シートで遺構を覆っています。
C区、遺構の検出状況です。
B区の遺構の完掘状況です。
D区からは土師器が出土しました。
調査区の東端にあるD区の遺構の平面図を作っています。
梅雨に入る前ですが、日差しが夏のように暑いです。
D区の作業風景です。
遺構を掘る作業と、測量しながら図面を作成する作業です。
仕事は順調にはかどっています。
D区から約150m西にあるB区の作業風景です。
手作業で遺構を慎重に掘っています。大きな溝がでてきました。
ジョレンで土を削り、土色の違いを元に遺構を検出します。
柱穴や溝跡などさまざまな遺構が見つかりました。
検出した遺構の精査作業を行っています。
土の色や質の違いを確かめながら掘り下げていきます。
遺構配置図の作成も進めています。
平板測量という方法で作成しています。
5月21日、山形城三の丸跡第11次調査が始まりました。
11月までの予定で、城北町の国道112号線沿いを発掘調査します。
調査区の東端にあるD区では、さっそく重機で表土を除去しました。
国道沿いの市街地のため、埋設されてある水道管等に注意しながら掘り進めます。
表土を除去したところから、ジョレン(便利鍬)を使って面整理作業を行います。
これから、どんな遺構が見つかるか楽しみです。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research