「2014(H26)年度」カテゴリーアーカイブ

羽黒神社西遺跡(10月14日~17日)

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調査区を南から撮影した写真です。
木や草が生い茂っていた調査区でしたが、調査も進んで、
この地に残された縄文時代の生活の痕跡が明らかとなってきました。

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2区の西側を調査し、地面を薄く削って遺構がないかを調べました。
わずかながら、縄文時代中期の遺物が発見されました。

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「レベル」という測量機械を使って、土層断面図の基準線の標高を計測しています。
遺構を記録するのには、さまざまな測量機械を使用します。

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こちらは、「トータルステーション」という測量機械で、
機械から発射される光波を反射させるプリズムを持っている様子です。
プリズムを置いた位置の座標を計測して、遺構の平面図を作成します。


八幡一遺跡(10月6日~10日)

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先週に引き続き、主にC区の面整理、
溝の掘り下げ等を進めています。

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A区の井戸跡(SE77)下層から、再び曲げ物が出土しました。

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C区の西側から、新たな井戸跡が見つかりました。
こちらも常に水が湧き出る状態の為、
ポンプで排水しながらの掘り下げ作業となりました。


山形城三の丸跡第14次(10月6日~10日)

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N-2区の土坑から、猿の飾り瓦が出土しました。
猿は、「去る」の語呂合わせで、悪運が去る、魔物が去るとして魔よけ、災難、
病気を寄せ付けないお守りとされ、屋根の上に載せ、その家を守っていたようです。

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完掘したN-2区の全景写真です。
今週で、B-4区、N-1区、N-2区の調査が終了しました。
今度は、O-1,2,3区の調査が始まります。

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これから調査を行う、O-1区の検出遺構を白線でなぞっています。


羽黒神社西遺跡(10月6日~10日)

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今週は、1区の西側拡張部分の面整理を行いました。
朝は、深い霧に覆われるようになってきました。

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1区西側拡張部分は、戦後の桑畑の跡が確認されました。
そのため、この部分は、遺構・遺物があまり残されていませんでした。

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2区南側の大型土坑の中から、土器や石器が多く出土しました。
この土坑の中に、縄文時代中期の土器や石器を廃棄したのでしょうか?

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1区のフラスコ状土坑の中に堆積層の線引き作業を行いました。
2つの土坑が重なっていますが、断面を観察することによって、
その前後関係と埋没した過程が明らかになります。


山形城三の丸跡15次(9月29日~10月3日)

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3区の土質変化ラインのトレンチ壁面です。
やはり河川跡でした。
遺物が出土しないので、時代は不明です。

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その壁面の土層堆積状況を、3区の基本層序として記録に取りました。

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5区で、大区画溝より古い遺構を掘り下げました。
瓦の破片が出土しました。


山形城三の丸跡14次(9月29日~10月3日)

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N-2区南東隅にある土坑(どこう=穴)からは、一段掘り下げる度に、
瓦や陶磁器など多くの遺物が出てきます。
遺物は一つ一つ番号を付け、記録を取ったうえで慎重に取り上げます。

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同じN-2区東部のほぼ中央にある直径約2mの土坑も、
掘り下げると瓦が次々に現れます。
こちらは比較的原形をとどめた大きな破片が多いようです。

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その土坑から端面の文様が良く残った軒平瓦(のきひらがわら)が見つかりました。
中心飾りが「五葉文(ごようもん)」で、唐草文(からくさもん)が2回反転しているタイプです。
前にHPで紹介した同区北東部で出土したものとは異なる時代のものです。