11区の防空壕跡を掘り下げました。
L字状になっています。手前が入り口です。
11区の南壁の西端です。
調査区の三方には元の地権者さんのお父様が積んだ土地境界の石組があり、南側の石組の下から古い大きな石組が見つかりました
丸い大きな川原石を並べ、角を打ち欠いて上に石がしっかり載るように加工されています。
この石組の向こう側(写真上方向)は三の丸の堀です。
いつの時代のものなのか、今後慎重に調査を進めます。
遺構検出面をさらに掘り下げた面から、竪穴住居跡が見つかりました。
土師器の甕の破片など遺物が多く出土しています。
12区を完掘しました。
奥の方に近世の土坑があり、陶磁器やかわらけの灯明皿が出土しました。
12区の記録作業です。
光波測量機で正確な位置を計測して図化します。
記録終了後に埋め戻しました。
残るは10区と11区です。
8/5から花笠まつりでした。
事務所の前を踊り手さんが集合場所に向かって歩いて行きました。
先週までの梅雨空から一転、真夏の空の下での作業となった一週間でした。
現場は連日かなりの高温となりました。
調査区はかつての馬見ヶ崎川の流路の中にあります。
堆積した砂の上に遺構があるためとても崩れやすく、土嚢で養生しながら調査を行っています。
12区の江戸時代の土坑の断面を計測し図面として記録しています。
断面の記録が終わった後に江戸時代の土坑を掘り下げました。
当時の磁器や灯明皿が見つかりました。
大手町の調査区にも測量用の杭を設置しました。
設置した杭は測量機器を据える際や図面を作成する際の基準として使用します。
遺構の掘り下げをはじめました。
この土坑からは18世紀の染付の碗や擂鉢が出土しています。
12区で遺構平面図の作成作業に入りました。
同じく12区では、近世の土坑を掘り下げています。
11区では先の大戦時の家庭用防空壕を掘り下げています。
爆風が奥まで入らないようにL字状に曲がっています。
戦後しばらくの間、物置として使われていたそうです。
大手町の調査区で遺構検出作業を行いました。
土の色や質の違いで遺構かどうかを判断します。
遺構検出作業を終えて検出全景を撮影します。
大小さまざまな土坑と、調査区を南北に走る川跡が見つかりました。
12区の遺構検出状況です。
12区の遺構を掘り始めました。
手前側は昨年度の調査区(8区)と重複している部分です。
11区の防空壕と推測される跡です。
次の週に掘り下げる予定です。
城北町での調査は最終盤です。
下層からあらわれた川跡を掘り下げ、平面図を作成します。
7月中旬で調査を終え、埋め戻しを行いました。
今後は大手町の調査区で調査を行います。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research